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カテゴリ:アート・デザイン
サントリー美術館で開催中の「鳥獣戯画がやってきた!」という展覧会を見てきました。「鳥獣戯画」というのは美術の教科書に載っている、水墨の、ウサギやサルやカエルがお相撲とったりしてる、あの絵巻物です。隣で見ていた女性が連れの男性に「巻物だって知らなかった」と言っていましたが、巻物です。
展覧会に来ている人の会話って面白いです。巻物は普通は右から左に見るものだと思うんですが、「これ、(絵の中の動物の動きが)左から右に向かってるから、左利きの人が書いたんじゃない?」という鋭い指摘をしているおばさまが。なるほど~。言われてみればそうかも。真偽のほどはわからないけれど、そういう見方もあるのかと感心しました。 原本を模写したものもたくさん出ていたんですが(模写と言っても狩野探幽など達筆な方の習作なのでそれだけで作品としての価値あり)、それを見て「もとの絵のカエルのほうが生き生きしてて断然いいよなぁ」としみじみとつぶやいている方もいました。ふむふむ、そうだねぇ。 数々の写本があるということは、その原本が相当に質の高いものだということ。でも、作者不詳なのです。平安時代に書かれたものらしいです。「紙に書かれたもので、そんな古いものが残ってるもんかねぇ」と半信半疑のおじさんもいました。たしかに、千年年も前に書かれたものを今の私たちが見ているって不思議ですね。そしてその価値が今も変わらず認められているというのもすごいことです。今見ても新鮮で、人々を魅了する作品です。 シンプルな線で生き生きと動物たちが表現されていて、今のマンガのルーツともいえる作品。同時に関連する巻物が出品されていましたが、中には絵の隙間に文字がびっしり書いてあって、ほんとに今のマンガにそっくりなものもありました。絵の上に四角い枠を書いてそこに説明の文字が書いてある物とかもありました。セリフの吹き出しみたいです。 やっぱりマンガって日本の文化なのだなぁと思ったのでした。会場のなかで展覧会グッズをいろいろ売っていたのですが、出口の売店でも買えるかと思って出てしまったら、なかにあったグッズで置いてないものもあってがっかり。買い損ねました。 巻物類はデリケートなので、長期の展示に耐えられません(照明などで劣化します)。なので、会期中に展示替えがあります。今回の展示は巻物の前半部分だけ。後半部分は展覧会後期に見られるみたいです。もう一回行こうかなぁ。グッズ買いに。 展覧会のカタログはエコバッグ付き。デザインもかわいい。ビニールのバッグよりこっちのがいいです。最近の展覧会カタログはバッグに凝る傾向があるみたいです。 無添加のおやつ アルメント馬アキレス 110g【送料無料】 ↑カタログと一緒に小太郎さん撮影。モデルのお駄賃は馬のアキレスです。 さて、お待たせしました。昨日のアニメクイズの答えです。問題を見ていない方は、まずは昨日の日記を読んでくださいませ。答えは文末に載せておきます。 だいたい、公式サイトにリンクしましたが、ネットの辞典ウィキペディアで調べるとかなりマニアックな内容まで書いてあります。 男の子マンガが少なかったので、第二弾をやろうと思ったのですがスペースがなくなってしまったのでまた今度。明日かも。“みなさん、ついてきてくださいね!!”とは言いません…。ひとりで暴走します~。興味のない方は遠巻きに見ていてください…。 私なんて、全然オタクじゃないと思ってたんですが、やっぱりオタクの域なのでしょうか。オタクが嫌なんじゃなくて(というか、むしろ褒め言葉?)、この程度でオタクを自称しては本物のオタクの方々に失礼なのではないかと…。私、セーラームーンの美少女戦士の名前、全員言えないですから。 Q.登場人物、キャラクターから作品名(番組名)を答えてください。 【解答】 1.ジャイアン、しずかちゃん → ドラえもん 2.ドン・ガバチョ、ハカセ → ひょっこりひょうたん島 3.じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり → にこにこぷん 4.ヨーゼフ、クララ、ペーター → アルプスの少女ハイジ 5.電ボ、アオベエ、アカネ、キスケ → おじゃる丸 6.アムロ、シャア → 機動戦士ガンダム 7.イクラ、タラ、ワカメ、カツオ → サザエさん 8.アンソニー、テリー、アニー → キャンディ・キャンディ 9.オスカル、フェルゼン → ベルサイユのばら 10.ブルマ、亀仙人、ピッコロ → ドラゴンボール 11.永沢君、ハマジ → ちびまるこちゃん 12.アン、ダイアナ → 赤毛のアン 13.紅緒、少尉 → はいからさんが通る 14.のっぽさん、ゴン太くん → できるかな 15.タキシード仮面、うさぎ → 美少女戦士セーラームーン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 10, 2007 12:07:37 PM
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