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April 9, 2018
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家畜と糞尿〜排泄物汚染が環境を破壊する!




家畜動物は、人間の口に入るために殺されます。
殺されることがわかっていて、当然ですが逃げようとします。

家畜の叫び声。
血と脂と糞尿のにおい。
家畜の体温で熱せられた屠殺場の光景。


これらは、一般では決して目にすることのない光景です。また、こうした全ての要素が、肉の味になっています。

家畜たちは殺される時には病気であることも多く、実際は食用になるところが少ないため「ゴミ」として廃棄される部分が多いです。


 オムニポーク(えんどう豆のひき肉タイプ)

アリサン オムニポーク 業務用 1kg 2パック
えんどう豆、大豆(非遺伝子組み換え)、椎茸と米から取れるたんぱく質を独自にブレンドし、ひき肉のようにジューシーで柔らかい食感を実現しました。
プラントベースでありながら、用途多様で、本物のひき肉よりも栄養価が高く、環境にも優しい製品です。


今のような世の中では、私たち人間の健康は、食によって脅かされています。
農薬・化学肥料汚染の野菜やお米を食べ、糞尿まみれの飼育環境で大量の添加物・抗生物質が投与された家畜の肉や卵を食べるような社会は、健全ではありません。

仮に今のような工場畜産をやめ、家畜に抗生物質やホルモン剤も与えず自然に育てるようにすれば、自ずと飼育数も減り、動物由来製品の価格は高くなります。

安いからといって大量に買ったり食べれば、動物製品の大量生産を後押しします。




社会を健全にすれば 自然は健全に保たれる!

畜産の生み出す家畜糞尿は、産業廃棄物として扱われています。
地下水や川・海も汚染され、病原性大腸菌O157の発生や、畜産糞尿の投棄によるメタンガスの発生による温暖化への影響が懸念されています。家畜糞尿を処理するコストもばかになりません。

食中毒も発生し、それによる死者も出ています。農業における有機肥料が動物堆肥であるならば、野菜も安心できません。

家畜の飼育施設から出る排塵は、排泄物と共に水資源だけでなく空気も汚します。排泄物からのアンモニアや硫化水素、カビやバクテリア、化学物質を含む排塵は、大気汚染、健康被害を引き起こします。

人の何倍もの排泄物を出す家畜について、無関心ではいられないでしょう。

  • 家畜動物の排泄物の汚染能力は、人間のそれの100倍以上であると言われています(牛の場合)。

  • 5000匹飼育の養豚場からは人口50,000人の都市に相当する排泄物が出ると言われています。

家畜部門は、ますます希少になる地球の水資源への最大の加害者でもある。

フィードロットからの廃棄物や飼料生産に使われる肥料は水を富栄養化させ、あらゆる生き物の命を脅かしている

家畜部門は、とりわけ水汚染、富栄養化、珊瑚礁破壊の最大の元凶となっている。

主要な汚染物質動物排泄物、家畜の保護と成長促進のために使われる抗生物質とホルモン、製革所からの化学物質、肥料、飼料作物に散布される農薬だ。
広範に広がった過放牧が水循環を撹乱、地表水・地下水に戻る淡水の量を減らしている。その上、飼料生産のために大量の取水が行われている。
 (牛が環境への最大の脅威 FAO報告)より


食肉問題を語ることなしに、環境問題を語ることができない時代です。

今のような工場畜産の肉食は、不自然です。

まずは少なくとも消費者が肉食を減らし動物由来製品を減らすという、消費者個々の賢明な判断と選択が求められています。



動物工場 工場式畜産CAFOの危険性 [ ダニエル・インホフ ]

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Last updated  November 22, 2021 01:36:32 PM
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