この日記で、もっともらしいことを、しゃべっている寅さんですが、
てめぇがもっとも、なっちゃいない!
のです。実は。
そもそも、人の欠点に気づくってのは、
自分に同様の問題点があるからなんですから。
「なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか」
とイエスは言いましたが、
自分の目から梁を除けば、
「はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができる」のです。
科学を本当に好きで活動してきたのか?
子どもを本当に好きで活動してきたのか?
不純な動機がゴロゴロしている寅さんを発見して、唖然とします。
金銭を気にしています。そして
その裏側には、まだ、社会への反抗心、
恨みつらみが、残っている現実に、圧倒されます。
見返してやる!
世間を笑ってやる!バカにしてやる!
まだまだ、この宇宙を信じていない。
つまり「本気」になっていない。
実は、寅さんの実体は、子どもを欺す、ペテン師だ。
私は、本気で生きてみたい。
こんな寅さんだけれども、
唯一、実験教室の直前は、「本気」だと自分でも確信がもてます。
ここで、死んでもいい、いや、死にたいと思って、毎回臨めています。
本番が始まってしまうと、もう、意識はぶっ飛んでいますんで、
何を考えているのか、わっかりません。
しかし、終わると、すぐ不純な本性が出ます。
あの「本気」で、24時間生きたい。
感謝の念にあふれて、それだけを動力源に、
燃焼し尽くして、真っ白になりたい。
どんな小さなことでも、実験教室でなくても、
目の前のことに、真っ白になり続ける寅さんを目指します。