「友情・努力・勝利」がキーワードの少年ジャンプっぽい最期の事件 漫画「憂国のモリアーティ14 」
みなさん、こんばんは。池江璃花子選手がオリンピックの代表選手に選ばれましたね。今日は2クール目がいよいよ始まる人気漫画の最新刊を紹介します。憂国のモリアーティ 14 (ジャンプコミックス)三好輝 竹内良輔 女王陛下から犯罪卿逮捕の命が下り、既に正体がわかっているウィリアムとシャーロックの直接対決。とはいえ原作では「Let me pay you one in return when I say that if I were assured of the former eventuality I would, in the interests of the public, cheerfully accept the latter.」(教授を破滅させることができるなら、僕は公共の利益のために、自分が破滅することも喜んで受け入れる。)という勇ましい宣戦布告のシーン(本作では8巻で登場)だが、漫画ではシャーロックは死に向かうウィリアムを止めようとする。 ここからの流れはまさに少年ジャンプのお約束の一つ“友情”のオンパレード。第1話で角度からライヘンバッハの滝かと思われた対決の場所も明らかに。「この世で取り返しのつかない事なんて、一つもねえんだよ!」とシャーロックが差し伸べた手を振り払って落ちてゆくウィリアム。 最終話はウィリアムの仲間達のその後が描かれ、モラン大佐のみが消息不明なのは次が『空き家の冒険』になるから。てっきり最後の事件が最終回と思っていたが、その後のホームズにも原作と異なり登場するつもりなのかウィリアム・ジェームズ・モリアーティ?憂国のモリアーティ 14 (ジャンプコミックス) [ 三好 輝 ]楽天ブックス