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カテゴリ:テレビ・映画
ウェブから無断借用です。すみません。 職探しをあきらめ、浪々として、ジュンとの長距離散歩やWEB上のニュース・ 文献・ブログ・・・、TVで放送される映画・ドキュメンタリーなどなどで時間を 過ごしてきた。 今日観た映画は「狩人と犬、最後の旅」。 余談だがアメリカ映画は、「犬」が脇役でちょこちょこ登場することに この3年間の映画鑑賞で気がついた。 ただし、この映画はフランス・ドイツ・スイス・カナダ・イタリヤの合作。 ハスキー犬達と狩人の、ロッキーでの厳しい生活を追った、 淡々としたドキュメンタリー調の映画である。 「観なければ良かった」と、感じたシーンが30分頃に・・・ リーダー犬のナヌークが、町に買い物に出た狩人のお付きで、 待たされているとき、道路に出た途端、交通事故に遭い亡くなる。 そのシーンは、正月明けのジュンとの帰り道、 放し飼いの柴犬が道路に飛び出て・・・ 今でもトラウマのようにヨミガエル。 それでも、最後まで観た。 狩人は自分に言い聞かせるように、「自然界のバランスをとるために狩りをする」 という、欧米人の得手勝手な論理を、セリフに入れる。 「生活に必要以上には獲らない」・・・・これは、偽善者には 心地よく聞こえる矛盾した論理である。 【生活】のためには、おのずと狩る量は増える。 「つましい生活」を続けることは難しい。 過日の「本マグロの国際取引禁止案」など、卑近なその例であろう。 自然の中でつましく生活している狩人は別?・・・ 狩猟対象の全数を把握しているわけでもなく、 「自然界のバランスをとっている」というのは、不遜な態度に思える。 人は狩猟から農業・牧畜(再生産可能)へ、進歩してきたというが、 漁業は、いま【狩猟】から【牧畜】へ差しかかった状態だと思う。 さて、狩人は獲物を仕留めたときに、それに対して謝る。 私も釣った魚を船中で〆る時、「ゴメン!」とナイフを刺す。 映画では狩人はナスカピ族から、「謝るのではなく、感謝しろ」と教わる。 私もこれからは感謝しよう。 劇中では狩人は、犬達によく言葉を投げる。 湖で氷が割れて水中に落ちたときも、言うことを聞かないリーダー犬・ヴォークに 見切りをつけ、亡くなったナヌークの代わりに譲られたアパッシュを呼び、助けられる。 私もジュンが仔犬のころから、通じなくて元々と、いろいろ言葉をかけてきた。 けっこう通じるものである。 ジュンがもっとも敏感に反応する「言葉」。 それは、「サンポ」である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あ~、もうタイトルを聞いただけで泣けてきます。
私は、こういう動物ものの映画や本に弱くて、悲しいストーリーはもちろん、ハッピーなストーリーなときでも泣けてきちゃう。 ジュンちゃん、やっぱり笑顔が可愛い! うちがもっとも敏感に反応する言葉は「ゴハン」です。 (2010.04.13 15:21:49)
yuyu120061さん
映画や小説を鑑賞したあとの充実感は、泣いても笑っても感動に浸っても、いいものですね。 「ゴハン」を食べた後の、充足感に似てますかね。 (暇なので、職場から返事してます。) (2010.04.14 09:37:26) |