カテゴリ:勉強方法について
演習に解答も渡す。
解答も渡されたら、授業の意味がないんじゃ? と考える人は多い。 それは目的の違い。 解答を見て、丸付けをして、 勉強はそれで終わりじゃない。 なぜ間違ったかを考え、 その理由を理解し、 それを解消するために次に何をするのかを決め、 実際にそれを実行に移す。 これが勉強だ。 勉強のうまくできていない子の多くは、 解答が手に入ると、それに満足して、 その先へ進まなくなってしまう。 だから、 その先へ進んでもらうためにも、 解答を渡す。 解答をもらってできることは自力でやってもらって、 授業では「その先」をやるためだ。 授業で解答の確認作業もいっしょにしてもらうことがあるが、 それは、解答の確認も、 こちらが思う通りにやれていない子がいるから。 解答の確認の仕方から教える必要がある。 こうやって勉強の仕方を教えていくことで、 単純に解答をしる場合と比べて、 圧倒的に理解が進む。 丸つけて、大丈夫と思っていることも、 こちらから質問すると答えられない、なんてことは少なくない。 それを答えられるようにし、 わかった! を増やして、次につなげていくことが大事。 自習する癖もついてくるし、 必然的に勉強時間も増えてくる。 さらには、 再度解いたときに、定着する度合いも上がる。 だから、答えを渡すんだよ。 答えなしだと、 びっくりするほど勉強進まないもんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 25, 2018 01:15:55 AM
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