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テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:***** 自然 *****
公園の紫陽花は、まだ咲き初め。
見頃には、まだほど遠い花でした。 紫陽花の花壇の前に広がる、雑草の広場。 そこには、姫女苑(ヒメジョン)の花々が、群れて咲いていました。 公園は、雨上がり。 今が見頃の姫女苑は、水滴に光を映し、美しく輝いていました。 しかし、その広場に響く、草刈り機の音。 姫女苑たちは、草刈り機で刈られている最中でした。 紫陽花を見るための、道を開くために。 まだ見頃ではない紫陽花のため、今が盛りの姫女苑が刈られる。 紫陽花に似合う雨もやみ、姫女苑に似合う陽射しがさしているというのに。 虚像を作りあげるため、あるがままの姿が摘み取られる。 それは花に限らず、人も同じ。 雨上がり、輝く光、草刈り機の咆哮にせかされて、 わたしは、紫陽花ではなく、 日に向かって輝く、姫女苑たちの最期の姿を写真に収めました。 【Wikipedia】「ヒメジョオン」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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