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ジージの南からの便り

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2022.12.17
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カテゴリ:旅行・ドライブ


 菊花大会を見た後、本殿に向かおうとすると目の前を神主の御一行が歩いている。
聞くと、毎月1日と15日の11時から行われる月次祭(つきなみさい)のため本殿に向かっているところだという。しかも私達も見学できるとのこと。なんという幸運だろうか。私達も御一行の後ろについて本殿に向かった。


 笛の音に合わせて巫女さんの舞などが荘厳な中に執り行われた。


 宗像大社では数多くの祭事がなされているが、中でも10月1日の「みあれ祭」は時にテレビでも全国に放映されるように大島港を出向し神湊港の寄港した後、勇壮な海上神幸、陸上神幸などの後、辺津宮に戻るという祭事である。


 本殿・拝殿は弘治3年(1557)焼失した後、本殿は天正6年(1578)、拝殿は天正18年
(1590)に再建したもので、いずれも国の重要文化財である。桃山時代初期の神社建築の特色がよく表されているという。


 安部龍太郎著の「姫神」の背景について2022年10月11日、当ブログに書いた時に触れたと思うが宗像大社は三つの神社、すなわち辺津宮(へつぐう)、中津宮(なかつぐう)、沖津宮(おきつぐう)により構成されている。なお「姫神」は玄界灘に浮かぶ絶海の孤島「沖ノ島」(沖津宮)を重要な舞台としている。今回私が北九州への旅で宗像大社に10数年ぶりに訪れようと思ったのも、「姫神」を読んで沖ノ島には行けなくても、宗像大社・辺津宮を改めて見てみたいという願望が湧いたからだった。

 辺津宮(本社)には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を祀り、そこから11km先の中津宮(大島)には湍津姫神(たぎつひめのかみ)、更に49km先の沖津宮(沖ノ島)には田心姫神(たごりひめのかみ)がそれぞれ祀られている。下の地図上で見るように三宮は一直線上にある。


 「日本書紀」(720年)には天照大神から宗像三女神へ「歴代天皇をお助けすれば、歴代天皇は祀るでしょう」という言葉が残されている。これは宗像が日本における最初の国際港であったため、海外との外交、貿易、国防的な機能を果たせば天皇が祀るとされ、それは沖ノ島から出土した約8万点の国宝からも国家祭祀の痕跡が裏付けている。
国家祭祀とは、天皇の勅使が現地に赴いて、祭りをするというものだが宗像における国家祭祀は出土した国宝の品々からかなり大規模ではなかったかと推測される。沖ノ島の出土品は四世紀から九世紀のものが多く、その間、国家祭祀がどの程度行われてかは明確ではないが古い記録などからも天皇の勅使が宗像に遣わされたことを知ることができるという。(宗像大社ホームページより一部抜粋)

 このようなことから2017年に”世界遺産「神宿る島」 宗像・沖ノ島と関連遺産群”として世界遺産に登録され、今年はそれから5年経過し様々なイベントが開催されているようだ。


 神門前に青銅製の狛犬がいた。
文政7年(1824)奉納の「神殿型」という。
角を持っているが神を守護しているにふさわしい穏やかだが、威厳のある表情で立派な狛犬である。
                                  阿形獅子


                                   吽形獅子




 神郡宗像にあった神社群をときの福岡藩主・黒田光之がまとめ寄進したもので本社の外まわりに121社ほどあるという。





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Last updated  2022.12.17 19:06:26
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