カテゴリ:本
新潮文庫から今年一月にでた本です。著者の野瀬泰申さんは、私が昔、契約社員で働いていた日経新聞社のデスクでした。
今は、日経新聞の特別編集委員になっていらっしゃいます。 日経新聞のホームページで、七年ちかく続いている「食べ物日本奇行」は、読むだけで楽しい。 食べ物には方言と同じで、地域に独特の習慣があり、その境界線を地図に起こすため、毎回テーマを決めて、読者のすんでいている所、年齢を聞きながら、双方向の情報交換をしています。 野瀬さんは、久留米の出身で、福岡にいらしたころは、B級グルメブームを編集部に起こし、私も巻き込まれ、影響を受けて育ちました? 九州あの味この味という本まで当時出しちゃいました。懐かしいなあ…。 この本はたくさんのデータがつまっていて、ほんとに楽しい。 特に関西の食文化は独特だなあと思う。 テーマも「ぜんざいvsお汁粉」「肉まんか豚マンか」「メロンパンとサンライズ」「カレーライスには生卵かゆで卵か」 とかどうでもいいことを詳しく調べて取材して分析してる。 ほんと、私はこの手の話は大好き。 白ネギ文化と青ネギ文化を、詳しく調べて境界線作成してるし。 好きだな~。 小さい頃からお母さんが毎日作ってくれたご飯が、すべての食にまつわる記憶と食文化の根底なんだな…。ほんと、昔はいい時代だった。私も1人の母親として、こんな日本の食文化を少しでも子供の記憶にのこしたいな~。と、 おもいました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.17 18:18:31
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