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北限のクラピア

2015年06月19日
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カテゴリ:クラピア(K5)
昨年からクラピア(K5)を育ててみました、耐寒性の向上など S1や S2との特徴差は、寒い地方でクラピアを育てるのに、まさにうってつけの性能です、さて、1年間育ててみて、実際はどうだったのか、商品説明の項目順に、個人的に感じたまま書いてみます。

期待に胸を膨らませて、K5を植え付けた時の様子 下矢印4月24日の記事参照

K5の考察1

※ 植栽する地域によって土壌や気温等の環境が異なります、下記内容の全てが当てはまる訳ではないので、あらかじめご了承ください。(植栽地域は岩手県紫波郡)


1. 耐寒性は 3品種の中で一番強い。

販売元の情報によると、「クラピアの植裁限界地域 → 1ヶ月の最低気温の平均が −5℃以下の地域は死滅する可能性あり」と書いてありました、実は、盛岡の最低気温の平均は、1月は -5.6℃で 2月は -5.2℃です、何とかギリギリで生き延びてる感じです。

そんな訳で、クラピア K5には、おのずと期待が高まりました、が、結論から言うと、耐寒性については S1との違いを感じることはありませんでした、残念ながらここで言う耐寒性とは、寒い地方でも枯死しないと言う意味ではないそうです。

後になって気が付きましたが、商品説明の下段にこんな事が書いていました、「ここでいう耐寒性とは、寒冷条件下でも緑色維持期間が長いという意味であり、生存可能な最低温度には品種間に大きな差は見られません
参照記事 右矢印クラピアK5の芽吹きが遅い


2. 「S1」より春の芽吹きが 2週間ほど早く、冬の休眠開始が2週間ほど遅いので、年間で約 1ヶ月ほど 緑の期間が長い品種です。

岩手の盛岡では、1ヶ月の差を感じることができませんでした、休眠開始については、植え付けた場所の環境に左右され、霜が降り始めると S1と同様に褐変が始まります、芽吹きについても、S1より早い芽吹きは確認できませんでした。
参照記事 右矢印クラピアK5の秋)(クラピアK5の芽吹きが遅い


3. 12月の緑色維持率は、「S1」の約 40%に対し、「K5」は約 70%です。

暖かい地方でK5を育てる場合は上記の割合になるかもしれませんが、12月になると積雪がある地方では、その恩恵を受けることが出来ませんでした。
参照記事 右矢印現在のクラピアK5の様子


4. 匍匐性は、S1と比較すると若干遅い。

実際に遅さを感じました、初めから K5だと気が付かないかもしれませんが、S1を育ててからだと、緩やかな成長に最初はヤキモキしますが、クラピアは一度広がると、翌年は伸びたランナーからも萌芽し成長するので、問題ないかと思います。
参照記事 右矢印クラピアK5って成長が遅い

ただし、積雪期間が長く(3ヶ月以上)寒い地方の場合は注意が必要です、寒風や積雪で枯死した部分は、結果的に再スタートを切るわけで、そうなると、K5の匍匐(ほふく)スピードの遅さがネックになり、緑の期間に影響します
参照記事 右矢印クラピアK5の芽吹きが遅い

また、K5は 3品種の中で草の丈が一番高い感じがします、S1の低さに比べると、モサモサ感があり、ランナーも細めで、雰囲気としてはヒメイワダレソウに似ています。


5. 耐病性は、3品種の中で一番強い。

強いかも、S1が病気になっていた時に K5は発病しなかったのは確かです、ただ、植えてる面積や場所に違いがあるので、K5だけで庭を覆った場合にどうなのかは検証していません


6. 花色は ほんのり薄いピンク色です、ヒメワダレソウの花に似ています、花の大きさ(花径)は約1cm程度でS1・S2と同じ大きさです、不稔処理を施しているのため種子を付けません。

K5の花もヒメイワダレソウの花と同様に、盛期では花の中心まで花弁で覆われます、花弁の面積が広いせいなのか、遠目に見ると S1より大きく感じ、花数が少ない割には白さが目立ちます


7. 開花期間が短かく、「S1」の開花期間 5月~ 10月より、1ヶ月ほど短いです。

寒い地方では S1も 9月下旬頃で花が終わってしまいますので、S1との開花期間の違いを感じることはありませんでした。


8. 花量は「S1」の半分ほどです。

花量については、S1に比べると少ない感じもするが、ただ、S1と比べるとって言うのがミソでして、もともとS1の花密度は異常に高いので、その半分と言っても、それなりに花量はあります
参照記事 右矢印クラピアK5の花量比較

その後コメント欄には、ヒメイワダレソウより花の数が多いとか、クラピア(S2)と変わらないなどの情報が寄せられています、植え付けた環境にもよるでしょうけど、あまり既品種と大差はないようです。
参照コメント 右矢印ヒメイワダレソウより多い)(クラピアS2と変わらない

9. 「S1」よりも耐湿性があります。

我が家の庭では S1も K5 も普通に育っているので、耐湿性についての違いは検証できませんでした


以上となりますが、上記の内容を踏まえてまとめると、K5と他品種との違いについては、商品説明に書いてるほどの差を感じることはなく、あえて K5を性能差で選択する必要性はないように思います、花色の違いで S2を選ぶように、K5の見た目も選択肢の一つだと思います。

クラピア S1(画像の左上)と S2の花と葉っぱの外観 下矢印

クラピアS1とS2

クラピア K5の花と葉っぱの外観 下矢印

クラピアK5

見た目の好き嫌いは好みによりますので、どちらが良いとは言えません、ここでは、品種による外観の違いを分かりやすいように表にまとめてみましたので、上の画像と共に選択される場合の参考にしてください。
 
登録品種の植物体の特性の概要表

クラピアS1(15871)クラピアS2(16143)クラピアK5(21386)
草 の 型匍匐性匍匐性匍匐性
草 の 丈極低やや低
茎 の 色緑褐緑褐緑褐
茎毛の多少やや多
茎の分岐性
茎の節間長やや長
葉   序対生対生対生
葉全体の形倒卵形倒卵形楕円形
葉先端の形鈍形鈍形鈍形
葉基部の形鋭形鋭形鈍形
葉の身長やや長
葉の身幅やや広
葉表面の色
葉斑の有無
葉毛の多少
花房の形円錐状円錐状円錐状
花の大きさやや小
花の高さ
花の向き上向き上向き上向き
花 の 形一重咲一重咲 一重咲
花 の 径
花色開花期黄白鮮紫ピンク薄ピンク
花色盛期淡紫ピンク鮮紫ピンク薄ピンク
花柄の長さやや短
花 の 数やや多やや多
花の香り
開 花 期


※ S1と S2の違いについては、こちらのページでまとめています 右矢印 クラピアS1とS2の違い

※ 記事内容の一部は「農林水産省品種登録ホームページ」のコンテンツを加工して作成しました。


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最終更新日  2017年03月31日 06時01分41秒
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当ブログ内の農薬に関する記事は利用者が誤解や混乱を招かないよう全て削除しました、書かれていた内容については「ソーラーサポートセンター」の「クラピアの病気・枯れ・害虫の対処法」に網羅されていますので、こちらの記事をご参照ください URL↓
https://sorasapo.com/list-of-pesticides-for-kurapia

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