テーマ:グランドカバー(1522)
カテゴリ:クラピアの植栽シート
クラピアは冬枯れてくるとスカスカになってくるので、クラピア用防草シートで通根不良が起きていると、ますます見苦しい状況になってきます。 芽吹く前の2~3月はシートで失敗した方からの問い合わせが多くなってきます、クラピア用防草シートは簡単そうに見えますが実は使い方が難しく、安易に使用すると下の画像のように悲惨な状況に陥ります。 こうなってしまうと木質化が進行し手に負えなくなるので、そうなってしまう前にシートを剥ぎ取りましょう。 とても高価なシートなので剥ぎ取りたくないと思いますが、今までも対策として株元(苗)の周囲に目砂や目土を入れたり、ローンスパイクなどでエアレーションしてみましたが、効果は一時的なもので長続きしませんでした。 根本原因を取り除かないとクラピアは復活しませんので、ここは思い切ってシートを剥ぎ取って下さい、クラピアの休眠時期に行っておくと良いでしょう。 春になって暖かくなれば芽吹きと同時にグングンと成長を始めます、シートがないので根張りも良くなり、緻密な緑絨毯が夏には完成するでしょう。 ---------------------------------------------------------------------------- YouTubeにクラピアの話題をアップ 「クラピアちゃんねる」もどうぞご覧になって下さい 【通根不良】クラピア根付かない時はこうする これだけ違う、シートと直植えの差は歴然です クラピア用防草シートをけっきょく剥ぎました ---------------------------------------------------------------------------- 今年クラピアを植栽予定の方へ注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、使うと必ず通根不良などの不具合が発生します。 踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨) 高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。 我が家はクラピア用防草シートを使用していませんが、雑草はほとんど生えてきません、クラピアを緻密に繁茂させることによって、シートがなくても十分に雑草を抑制してくれます。 クラピア用防草シートとは:クラピア専用の通根タイプの防草シートのことで、クラピアマルチシート、クラピアバイオシート、植栽シートライト、二層構造防草シートなどを指します。 クラピア用防草シートによる不具合とは:シートに根が通らない通根不良、木質化、被覆密度の低下による茎葉のスカスカや擦り切れ、発根不良に起因する葉枯れ、夏枯れ、凍害、生育不良による病害虫の発生です。 クラピア用防草シートそのものが悪いわけではありません、使用場所を誤ると不具合が発生するということです、このことを記載しているオンラインショップはありませんので、知らずに購入されて泣き寝入りするケースが後を絶ちません。 生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。 クラピア用防草シートで発生した不具合の解決方法など、お悩み事についてのご相談はインスタのDMで承っていますので、気軽にアクセスしてください ↷ https://www.instagram.com/kurapia_channel/ クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。 ※クラピア ® は、株式会社グリーンプロデュースの登録商標です。 ※ミドリス ® は、ミドリス株式会社の登録商標です。 ※ゴールデンスター ® は、キンボシ株式会社の登録商標です。 ※アーシング ®(Earthing)は、株式会社アーシングジャパンの登録商標です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月08日 16時48分55秒
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