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カテゴリ:オヤ旅&ツアー報告
ティレを離れる最後の夕食に、ゼイベッキ博物館からも近い古い商店街の中にあるレストランへ行った。 このレストランは「クトゥハン」と呼ばれる古い歴史的建造物の中にあり、雰囲気も良い。 「ハン」とはトルコ各地で見られるが、その多くは商業施設と宿泊施設を兼ね備えた建物で、レストランのあるクトゥハンもシルクロードを移動してきた商人たちが商売する場所であり、宿泊できる施設として1426~1441年にかけて建設されたそう。 クトゥハンのクトゥは「箱」とか「四角」という意味で、このハンがほぼ正方形に造られているところからその名が付いた。 2階建てで15世紀当時は上に32、下に21の小部屋があったとのこと。 さて、レストランの中庭の席について、私たちがまずオーダーしたのはこの地方で食べられる様々な前菜で、羊の脳みそに始まり、ちょうど時期だったズッキーニの花のピラフ詰め、キノコのマリネ、エンギナール(アーティチョーク)などなど。 エーゲ海地方だけあって、さすがオリーブオイルを多用した料理が多い。 メインまでにお腹いっぱいにならないように少しずつにしたのだけれど、これだけあればパンとサラダと一緒にお腹いっぱいになってしまう。 さらに羊肉を注文し、焼き加減も絶妙で、全て美味しくいただいた。 テーブル席にロウソクの火が灯り、ティレでの夜が更けていった。 そして次に向かうのはボルノヴァにあるエーゲ大学である。 (続く) ---------------------------------------------------------------------- オヤマニアの会の新刊本販売のお知らせです。 アイドゥンエフェオヤ(31点)、アイドゥン(15点)、キュタフュヤ(29点)、カスタモヌ(7点)、ブルサ(29点)、ナウルハン(13点)、エーゲ海地方(22点)など、トルコ各地の貴重なアンティ―クイーネオヤ146点を掲載しています。1目1目が見えるようにに撮影していますので骨董オヤの再現にも参考になるかと思います。 古いイーネオヤはトルコに来ても特定の博物館でしか見ることができません。 博物館レベルの個人所有のイーネオヤコレクションをまとめた世界初無二のトルコのオヤ本です。 1ページに全体画像とモチーフの拡大画像、データとして地域、モチーフ名、素材、サイズが表記されています。トルコのオヤ好きさんはもちろん、レース、手仕事、手芸、民族文化、古いもの、美しいものなどに興味ある人にオススメです。 タイトル:OYA Traditional Turkish Needlelace (日本語・トルコ語・英語併記) オヤマニアの会編 サイズ:21.0×29.7×1.4cm A4版 ページ数:160ページ フルカラー 重量:約840g 発行予定日:2023年7月 ISBN:978-625-99032-0-0 発行元:ミフリ出版 お申込み、お問合せ窓口は ◇オヤマニアの会:instagramまたはe-mail ◇イーネオヤロゼット: https://igneoya-rosette.ocnk.net/ ◇ミフリ:(下のリンクにある)ミフリ&アクチェのショッピングサイトで発売中! ------------------------------------------------------------------ YouTubeの「ikumi nonaka」チャンネルで動画を公開中です。 トルコの伝統手工芸、食文化、生活、牧畜などをご紹介しています。 新着のお知らせがいくように、チャンネル登録をぜひお願いします❤ ikumi nonaka チャンネル ------------------------------------------------------------------ ミフリのショッピングサイトはコチラ↓ ミフリ&アクチェ にほんブログ村 にほんブログ村 その他・全般ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 15, 2023 09:50:40 PM
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