ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
東京都美術館 上野 備忘録 本国との比較
ご縁があり、世界中の美術館を訪問してきたので、修復前と修復後を鑑賞できました。
ヨハネス・フェルメール 窓辺で手紙を読む女
いつか見れる? そのいつかが早く来るといいですね。
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Johannes Vermeer Girl Reading a Letter at an Open Window
1657-1659 油彩、カンヴァス 83×64.5cm
アルテ・マイスター絵画館、ドレスデン ドイツ
この作品は2017年修復が始まる前にドイツ公式で日本とスペインに貸出することを
発表していました。まずドイツ国内でお披露目をしてから海外では初となるのが日本です。
修復費用にかなりの援助をしている日本刀フェルメールの人気は日本では絶大なので一作品
本国のアルテ・マイスター絵画館ではフェルメールを2点所蔵していて
1656年 <取り持ち女>が他にあります。
初期作品で、娼婦を買う男の風俗画、画面左にフェルメール
入場して、フェルメール2点が直ぐに登場するので驚きます。
何故か人はあまり群がっていません。
館内は写真撮影OKです。
また50㎝くらい超接近して見ることが可能でドキドキします・
アルテマイスター・ドレスデンには見るものが沢山ありますが、
特に有名なのがラファエロのシスティーナの聖母
ジョルジョーネ <眠れるヴィーナス>ティツィアーノ <貢の銭>
他割愛
館内には欧州でよく見かけられる、中央にソファがあり、座りながらみたり、
何故か地べたに座っていても注意されません。 そういう地元の学生とかが多い。
この光景はスペイン プラド美術館でも頻繁に見かけます。
宮殿の一部ですので、内装も本家は豪華で気持ちが高ぶります。
今回の東京都美術館の特別展は素晴らしく大変感謝しています。。
同美術館で毎回思うことは、部屋の奥行きがなく、エレベーターで部屋を移動していく
スタイルが時々しっくり来ません。
1つだけ残念なことは音声ガイドがスマホ対応アプリではなく機械の貸し出し。
現在ルーブル美術館を始めとする、海外の美術館ではスマホのアプリで完結させることは定番でルーブルは館内パンフを廃止しました。スマホでほしい人が無料でダウンロードしてください、 という感じ。
一時期日本でも音声ガイドをアプリでやり始めてみましたが、コロナで入場を制限しているのに、何故この時期にアプリをやめてしまってしまったのか?
お年寄り等から操作方法がわからないとか?
フェルメール作品はこの後 下記参考
北海道立近代美術館 2022年4月22日(金)〜6月26日(日)
大阪市立美術館 2022年7月16日(土)〜9月25日(日)
宮城県美術館 2022年10月8日(土)〜11月27日(日)