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カテゴリ:万葉集の野鳥たち
次は第4433首と第4434首です。旧暦3月3日、防人の点検をした時、勅使と兵部の役人達が寄り合って宴会した時に作った歌3首の内の2首です。
4433;勅使の安倍沙美麻呂が作った歌。 「朝な朝な上がるひばりになりてしか都に行きてはや帰り来む」 ※_毎朝、空高く上がるヒバリになりたいものだ、都に行ってすぐに帰って来ようものを。と歌っています。 4434;兵部使の大伴家持が作った歌。 「ひばり上がる春へとさやになりぬれば都も見えず霞たなびく」 ※_ヒバリが空に舞い上がる春になったので、都も見えず霞がたなびいている。と歌っています。 ※_ヒバリ;3月14日に上空を舞っていた画像です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月02日 07時16分52秒
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