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カテゴリ:洋画(欧米系)
ジュテーム、と女は電話口で囁く。あの人を殺して、と。
男は頷く、車に乗る。 だが忘れ物をしたらしく、引き返す。 途中でエレベーターに閉じ込められてしまう。 同じころ、男が路上に停めた車に若い恋人たちが無断乗車、モーテルへ。 彼らはそこでドイツ人観光客と知り合うが、ひょんなことからドイツ人を撃ってしまう。 拳銃は男のものだった。 男はやってもいない殺人の容疑で警察の尋問を受ける。 女は濡れ衣を晴らすべく、駆け巡る。 証拠は「写真」だ!――だがそれは藪蛇だった。 この物語には、二組のカップルが登場します。 どちらも、早まったことをしました。 二人の男は、しなくてもいいことをしました。 一つは未遂ですが、罪には違いありません。意志があったのですから。 その象徴が拳銃です。 モノに罪はないと言います。 しかし人間の悪意はモノという形で具現化されます。 小は拳銃から大は原爆まで。 それらの存在に罪がないなどと言えるでしょうか? そんなことを考えてしまいました。 【中古】映画音楽(洋画) マイルス・デイヴィス/死刑台のエレベーター(完全版)【10P19Feb13】【画】 [DVD] 死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.25 04:56:54
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