『ガラスの仮面』の姫川亜弓の「演技」でその存在を知った物語だが、今回あらためて
完訳を読んだ。感想は、
やはり、怪奇幻想小説に仮託したレズビアン小説ではないか、というものだ。作者は否定するかもしれないが、作品は作者から独立するものだ。ちなみにブラム・ストーカーの
『吸血鬼ドラキュラ』は本書から派生したものという。
アンハッピー・エンドでなくて、よかった。
そのものがないので、似た本の紹介。↓
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