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カテゴリ:社員旅行
中正記念堂を出て、次に向かったのは龍山寺。 台北市内で最古のお寺。 といっても、1738年の創建ということなので、それほど古いものではありません。 福建省から渡ってきた人たちによって作られたものとのこと。 台湾はもともと、中国の統治の外にあったエリアです。 大陸国家であった中国は、海洋進出を極端に嫌っていたらしく、大挙して海を渡り、台湾を支配しようとしたことはなかったようです。 中国四千年の歴史なんていいますが、ちょっとした海を隔てているだけなのに、中国が台湾を支配しようとしなかったというのは不思議です。 そのため、台湾には昔から住む原住民と、その他、海を渡ってきた少数の大陸系の人たちや、海を渡った日本人、あるいは、倭寇と呼ばれた海賊の根城があったりという、まとまりのない感じであったようです。 海の向こうに島があることは知っていても、中国としては積極的に関与してこなかったということでしょう。 最初にこの島を統治したのはオランダ。 17世紀の初頭ですから、日本で言えば、関ケ原の合戦(1600年)よりも新しいということになります。 古くからまとまった文明があったわけではないため、古くからある史跡というものは少ないようです。 さて、龍山寺。 台北で最古、最も人気のあるお寺とはいえ、それほど大きなものではありません。 屋根の上には、派手な飾り物が乗っかっています。 龍やら、鳳凰やら、よくわからない人形のようなものなどが色とりどりに塗られていて、日本のお寺では見られない色あいです。 ガイドの鄭ちゃんに、おみくじを引く際の注意についてレクチャーを受ける社員旅行ご一行。 御堂の前にはステンレスの大きなテーブルが置いてあって、その上には、果物とか、お菓子とかが皿に載せられて置かれています。 ガイドさんの話では、自分の食べたいものを持ってきて、ここに備えると、それにパワーが宿るので、それをまた持ち帰るとのこと。 また、台湾の寺院には賽銭箱のようなものはありません。 ガイドさんによれば、ご利益があったら寄付するのだとか。 ご利益があるといいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/01/15 06:27:59 PM
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