|
![]() 本日ご紹介するのは、OLD ASHIBAのベンチです。 板が縦方向に隙間をあけて並んでいる感じは、「◇国産杉 ベンチ」に近い形状です。 サイズは幅1000mm、奥行き500mm。 実は、今回ご依頼をいただいた主目的は、「ベッドフレーム」としての用途です。 四つ並べて、この上にマットレスを乗せて、ベッドにしたいとのこと。 マットレスのサイズは、長さが195cm程度が一般的。 幅は、シングルで97cm、セミダブルで120cm ダブルで140cmといったところですね。 四つ並べると、2mx1mの台ができますので、シングルベッドにぴったり。 ![]() 並べ方を変えると、こんな感じになって、ベッドの下を収納に使いやすくなります。 間にもベンチを入れて奥行きを広げれば、ダブルにも対応できる、という汎用さ。 ![]() こちらはおまけ的な用途ですが、使わないときには積み重ねて棚としても利用できます。 ![]() 今回はお客様のご依頼でモニター的に製作したものですが、こういった細かな材料をとうのは、かなり出てきますので、これが商品化されれば、効率的に古材が使えるのでは、と思います。 商品コストの計算というのは、部材の背景をどうとらえるかで大きく変わってきます。 マグロの中落ちというのは、三枚におろして、骨の間に残った身の部分ですが、身を取った後の残り物なので、価格も安くできます。 私が横浜で建材の営業マンをしていたころ、問屋さんとの同行販売の昼食で、三崎漁港そばの「まぐろ中落ち丼」を食べさせてもらいましたが、そのおいしさと、ボリュームと、コストパフォーマンスに驚きました。 ネギトロというと、まさしくこの中落ちをねぎと混ぜた寿司ですが、落ちが足らなくなって「身」を混ぜてはコスト背景が大きく変わってきますよね。 そんなことを考えながら、現在、販売価格を思案中です。 形状的に2個あわせたら梱包しやすそうなので、 2個セットで16000円(税込 17600円) ベッドにするには、4個分で、32000円(税込 35200円) というあたりが値頃かな、なんて思ってますが、いかがでしょう? ちなみに、この価格は、材料を「中落ち」と判断した場合の価格となってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/06/13 07:35:22 AM
コメント(0) | コメントを書く
[OLD ASHIBA 製作事例&トピックス] カテゴリの最新記事
|