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カテゴリ:木の話
先週の21日(木)、「WOODPRO次世代の会」のメンバーとともに、会社から1時間程の場所にある、建築家の金堀一郎先生の作られたツリーハウスを見学してきました。 最初の写真は、先生から説明を受けている面々。 ⇒金堀一郎先生のFB 場所は、住宅街に隣接する傾斜の急な山。 急な山道を登っていくと、ツリーハウスの足元らしきものが見えてきます。 そして、ツリーハウスが見えてきました。 実は、この日は、WOODPRO shop&cafeが定休日であるため、ショップのスタッフは午前中からお邪魔して、ピザパーティ。 それが丁度終わったころに、本社から「次世代の会」メンバーが到着、という段取りです。 到着すると、先生のご自宅でできたという、「すもも」のおもてなし。 酸味の中に、しっかりと甘みがあって、おいしかったです。 「種はその辺に投げといて」と先生。 自然の中で生まれたものは自然に返ります。 急な斜面には、いくつもツリーハウスがあり、ちょっとしたパラダイス。 眼下に見えるのは、安田女子大学で、金堀先生はこの大学で教鞭をとっておられました。 なんと、このツリーハウスも、安田女子大学の女子学生が中心となって作ったものだとか。 構造としては、一本の木の上に家を作る独立したハウスではなく、急傾斜を利用して、地面から桁を伸ばして木で支えたデッキ構造。 これで、比較的労力が少なく、女子学生でも作ることができるようになったとのことでした。 空に向かって飛び出すようなブランコ。 ツリーハウスの裏側。 独立した一本の木に立てるツリーハウスですと、バランスを取るのもかなり難しいと思いますが、このツリーハウスはデッキ式で、一方の面をしっかり支えてあればいいので、これなら初心者でもチャレンジしたくなりますね。 急な山の傾斜をうまく利用してあって、全体としては、ステップハウスの機能性があります。 一方を木で支え、一方を地面で支えているということで、「木の生長」で家が傾かないかを心配しましたが、木というのは、先端は伸びても、下の方は高さが変わらないのだとか。 木の見極めが大事です。 建具には、解体した古民家から譲り受けたガラス戸をそのまま利用。 開口部を建具にあわせて作られたとのこと。 取付は、もちろん、安田女子大学の先生の教え子のみなさん。 手すりについている飾りも、もちろん、古民家にあったもの。 なんだか、古い旅館のよう風情もありますね。 安田女子大学の学生が作った、「癒しの丘」の表札。 セーラー服姿のフィギアが「私たちが作りました!」と主張しているようですね。 金堀先生がこの山を購入されたときには、普通に小さな山だったそうなのですが、その後、この山の頂上から向こう側の谷が埋められ、現在、団地になっていました。 山の頂上から見つかったお地蔵さんが、「癒しの丘」の頂上に置かれていて、「癒しの丘」を見下ろしている感じなのですが、表情がとっても優しいですね。 ツリーハウスを見学しまして、 このあとは、先生のご自宅で、エコ住宅の実例見学となりました。 そのレポートはあらためて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/06/25 12:48:11 PM
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