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カテゴリ:DIY
本日ご紹介するのは、我が家のDIYについてです。 この記事だけ見ると、話しの流れが分かりにくいと思いますが、子供部屋を改造して、収納小上がり付きの客間にした際、子供部屋にあった大きな本棚が行き場を失いました。 そこにあった本の一部は、小上がりに作った本棚と、階段を上がりきった吹き抜けに作った本棚に収納しましたが、まだまだ、A4サイズの本が収まる場所がありません。 冒頭の写真は、子供部屋から、ほぼそのままの形で移設してきた本棚です。 本棚の左側のごちゃごちゃしたものは、開けっ放しの押し入れですが、見苦しくてすみません。 まずは、その本棚を分解。 分解したこの本棚。 実は、私がWOODPRO(旧社名 住建リース)に入社するきかっけとなった、思いで深い本棚です。 話せば長くなりますが、私が、前職のウッドワンをやめて、無職の時に、自宅の本棚を作ろうと「住建リース」に足場板を売ってもらいに行ったのですが、その際に「うちに来ない?」という話をいただきました。 その際、社長と二人で、サンダー掛けした板になります。 その後、何度も組み替えたので、板にはたくさんのビスの跡が残っています。 それでもさらに、これをリメイクして本棚にできるのですから、無垢材というのは、エコですね。 棚板の材料をカットします。 やっぱり、定寸カットは、スライド丸鋸が楽です。 ただ、安物を買ったので、直角をしっかり合わせておかないと、すぐにずれます。 4枚の側板用材を並べて、まとめて、棚位置をマーキングします。 こんな感じで、棚板の上下の位置に線を入れます。 下だけとか、上だけでもいいのですが、板に反りがあるので、両方あったほうがバランスが取りやすいですね。 木口には波釘が入っています。 「波釘を打っとくと、割れにくいんで」なんて言いながら、カットした面に打ったのですが、室内で使う場合は、波釘はない方が使いやすいですね。 そして、ビスで組み立て。 溝もなにもない状態で、歌同士をあわせて釘やビスで固定する方法を「いも継ぎ」といいます。 もっとも原始的な接合方法ですが、棚位置が変更できるので、分解、再利用するときの使い勝手はいいです。 片側を固定して、ひっくり返して、もう一方を固定。 ビス打ちの際には、材料が動かないように、壁面などを利用するのがおすすめ。 タワー状の棚を立てます。 タワー状の棚はもう一つあって、これも立てます。 無垢材の場合は、どうしても反りが出ますが、足場板の場合は、生材⇒乾燥材となる過程の反りもそのまま残るので、乾燥させて削った無垢材以上に反りがあります。 「いも」でつけると、こういう隙間がどうしてもできますね。 さて、塗装開始。 塗装色はインテリアカラー ナッツです。 タワー状のシェルフを塗装完了。 日も暮れたころ、塗装も乾いてきたので、定位置に置き、その間に入れる棚板とのバランスを確認。 実は、この棚の間にテレビを置けるようにする予定ですが、テレビ台部分が出っ張って危ないので、角カットしました。 テレビ台部分、設置完了。 寄ってみるとこんな感じ。 左右と、奥の中央で支えてます。 ビス穴がいっぱいあいてますが、これも、この材料の歴史です。 タワー状シェルフの間は1200ミリあるのですが、その長さの材料は、別のシェルフの側板をカットして取る必要があり、本を移動させつつ、本棚を分解。 部屋の中はだんだんぐしゃぐしゃになり、足の踏み場もないくらいになってしまいましたが、本棚の分解は進んでます。 分解した本棚は、上中下の3箇所だけに固定棚をつけ、あとの棚は、桟木を側板に取り付けて、その上に棚板を乗せただけで使っていました。 棚受けの桟木も、もちろん、取り外します。 そして、分解した材料を長さカット。 そして、組み立て開始。 板の隙間はできて当然。 それをバランスよく固定するのが、なかなか難しいです。 ハケもだんだん劣化してきて、とても塗料の伸びも悪くなるので、ハケの予備も用意しておく方がいいですね。 塗装完了。 日の字に組んだ棚をタワー状のシェルフの間にビス固定しました。 これで一応の完成。 A4サイズの本を中心に収納する予定です。 テレビは、すでに10年物の、リビングで使っているテレビを移動予定。 現在、こんな状況で、まだ片づけ途上です。 左側の壁面には、収まりきれない文庫本や新書の本、CDのための、薄型の本棚を製作予定です。 テレビの台の下のスペースには、引き出しでも作ろうかな、なんて思ってますが、ボチボチですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/06 05:31:42 PM
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