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2020/02/19
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カテゴリ:徒然なるままに

先日ブログで紹介した、三次市三良坂平和美術館で「斎藤清版画展」を見た後、さらに、東に足を延ばして、府中市上下町まで行ってみました。
上下町は、広島県の東の端の山間に位置し、かつては、天領の代官所も置かれた町です。
世界遺産でもある「石見銀山」の銀を瀬戸内側に運ぶ「銀山街道」の要衝でもありました。

「上下町」の名前の由来でもありますが、町中にさりげなく「分水嶺」の表示があります。
分水嶺とは、降った雨が、たとえば、日本海側と太平洋側に分かれる境目のこと。
通常は、山の峯筋や峠が分水嶺になっていることが多いので、こんな町中にあることは珍しいようですが、上下町には、町のど真ん中に分水嶺があります。
お隣の家に降った雨は瀬戸内海、自分の家に降った雨は日本海に流れる、という境目です。
南に下れば、福山市に流れる芦田川に、北に流れれば、広島県三次市を経由して島根県江津市まで流れます。

さて、その上下町は、天領の物資の集積地として栄えたので、昔ながらの白壁の街並みが残っています。

上下町のシンボルともいえる、「上下教会」。
蔵の上に塔が立ったような不思議な建物です。
実際に使われていた蔵を利用して、明治29年から教会として使われていたとのこと。

広い範囲ではありませんが、白壁の街並みが並んでいます。
ただ、今は寒いせいか、人通りもほとんどありません・・・・。

路地もこんな感じで、風情があります。

情緒ある建物が並んでいますが、締まっているところも多くて、残念ながら活気はありません・・・。

通りの入口にある、大正ロマン的な建物。

来週から「​上下町ひな祭り​」というイベントがあり、すでに部分的にひな人形の展示が始まっていました。

これは、上下町歴史文化資料館で撮影。

白壁の通りには、食事ができるところがなく、少し歩いて「マルシェ」という洋食屋さんへ。

レトロ感漂う、昭和の洋食屋さんの雰囲気。

オムライス。
ふわふわして美味でした。
「今日はオム率高いね」と、店主と店員の会話が聞こえました・・・・。

かつて栄えた宿場であったので、「翁座」という劇場も現存しています。

残念ながら営業はしていないようですが、来週の「上下ひなまつり」で公開されるということで、大工さんが床などを修理中でした。

天井も、折り上げ格天井。
かつての繁栄がしのばれます。

駐車場から見えた、立派な住宅。
江戸時代の商家「旧 田辺邸」とのことですが、中には入れませんでした。
川をまたいでかかっている橋のレールは、かつてトロッコを載せていたとのこと。

上下町をあとにして、矢野温泉を通って、帰宅する途中、なんだか、心惹かれる駅に遭遇。
福塩線(福山から三次塩町間を走る鉄道)の備後矢野駅。

駅舎と食堂が一体化していて「無人駅」ではありませんが、駅員さんがいません。

ホームには、食堂が張りだしていて、そこでおいしそうにうどんをすする人もいました。

単線なので、ホームをはさんで、レールは一対に合流。

今週末から「上下ひなまつり」が開催され、きっと、すごくにぎやかになると思いますので、お時間のある方はぜひどうぞ。





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Last updated  2020/02/19 01:06:22 PM
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