|
カテゴリ:ちょっとおでかけ
新型コロナウイルス問題は、なかなか収束の気配も見えませんが、そんな中、2週間近くも前にお出かけ記事ですみません。 話は、2月24日(月)、天皇誕生日の振替休日までさかのぼります。 丸亀駅の近くのビジネスホテルに泊まって、翌朝、丸亀城に散策に出かけました。 時間は午前6時。 ほぼ真っ暗に近い丸亀城ですが、すでに、何人もの方がウォーキングをしておられ、早朝ではありますが、すれ違う人もそこそこいて、さびしいというほどではありません。 午後8時の丸亀駅前の方がさびしかったです。 丸亀城は、標高60Mほどの山に上に建てられたお城です。 展望所から、「讃岐富士」と言われる、きれいな形の飯野山が見え、その方向が日の出の方向です。 標高422Mで、こぶりな山ですが、平地にぽこっと突き出して、印象的ですね。 目を西側に転じると、瀬戸大橋が見えます。 だんだんと明るくなってきた午前6時半、山上のお城のそばではラジオ体操が始まりました。 丸亀城の高さは約60Mほどで、ビルの高さなら、20階。 階段の段数なら300段~400段ほどになるので、毎日登っていれば結構いい運動になりそうです。 丸亀城から瀬戸大橋方向を見たところですが、高い石垣がそそり立っているのが分かります。 丸亀城の最大の特徴は、標高60Mほどの小山をすべて石垣で覆っていること。 おしろそのものは小ぶりですが、石垣は見事です。 さて、ラジオ体操も終わってしばらくした7時前、讃岐富士から朝日が顔を出しました。 気持ちのいい朝です。 登るときにはよく見えなかった立派な石垣を見つつ、ホテルに帰還。 そして、朝食後、こんどは、夫婦で丸亀城へ。 丸亀城は、生駒氏の時代に、江戸幕府の「一国一城令」のため、讃岐の国は高松城を残すことなし、一度棄却されました。 が、その後の1645年、丸亀が山崎氏の所領となり、その際に丸亀城築城の許可を得て再建されたものが、現在の丸亀城です。 ということで、こちらがお堀。 そして、大手門。 大手門に使われている材料はケヤキだと思います。 木目が美しいです。 ケヤキは、昔から大黒柱にも使われるように、強い、腐りにくい、反りにくい、木目が美しい、ということで、天下無敵の銘木ですね。 さて、大手門をくぐって、城に入りますと、山を囲む高い石垣が目に入ります。 これを人が積んだのですから、すごいですね。 石垣は、丸亀城の一番の自慢ですね。 さて、60Mあたりの山を登った先に見えるのが丸亀城。 このお城、三層のちょっと小さ目の城ではありますが、「現存12天守」の一つでもあります。 三層の天守閣の内部にも入れます。 お城が小さいので、姫路城や松江城のような迫力のある太い柱はありませんが、しっかりした造りです。 天守閣の最上階から、丸亀市を見下ろします。 隅には、変形を止めるための火打ち材が入っているのが分かります。 その丸亀城ですが、平成30年10月9日。 台風による大雨で、お城の南側の石垣が崩壊し、現在、修復工事中でした。 四国に行かれる際には、ぜひ、丸亀城に立ち寄ってみてはいかが? 私達夫婦は、丸亀城から、金毘羅さんに移動しましたが、そのご報告は、またの機会に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/03/06 12:58:22 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ちょっとおでかけ] カテゴリの最新記事
|