くり坊のひとりごと（blog版）

本日は、尾道の夜の風景です。
時を2週間戻して、10月31日の夜です。
冒頭の写真は、尾道大橋と今年最後のブルームーンです。
ちなみに、この前に撮った夕景はこちら。
⇒​尾道水道　夕景　2020　　Sunset & Moonrise​

千光寺山で夕景を撮影し、そのまま尾道大橋を渡り、向島へ。
そこから撮った、尾道市役所の写真がこちら。
「船」をイメージしたデザインとのこと。
確かに、海に浮かぶ船のようにも見えるかも。
再び尾道大橋を戻って本州へ。
尾道一の古刹である、浄土寺へ。
浄土寺は、飛鳥時代に聖徳太子によって開かれたといわれたとも伝えられる古いお寺です。
奥の本堂と、多宝塔は国宝にも指定されています。
本堂は、焼失後、鎌倉時代の1327年に建てられたもの。
山門もまた、14世紀に建てられたもので、重要文化財に指定されています。
鐘突き堂と、その向こうに見えるのが、重要文化財の方丈。
国宝の多宝塔も、1328年に建てられたとされ、国宝に指定されています。
よるということもあって、観光客もおらず、国宝独り占めです。
浄土寺を後にして、夜の尾道市役所へ。
屋上の展望台も21時くらいまであいています。
もちろん入場も無料です。
屋上の展望台から尾道大橋＆ブルームーンを望む。（10月31日なので）
山側に見えるのは、桜で有名な西国寺。
ライトアップされた、造船所のクレーン。
尾道の夜は、基本的にとても静かです。
温泉街と違って、夜に楽しむものがあまりないからか、宿泊施設もそれほど多くないですね。
街の規模からしても、日帰りデートコースくらいがちょうどいいのかもしれません。