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カテゴリ:徒然なるままに
今日は節分ですね。 「鬼は外、福は内」と、豆を投げて、鬼を追い出す日です。 また、最近では、「恵方巻」を食べる日でもあります。 私が子供であったころには、そんな話は聞いたことがなかったので、Wikipediaで調べてみると、大阪発祥の風習で、1998年ころから流行し始め、2000年代に全国に広まった、とのこと。 おそらく、スーパーかなにかの販促戦略であったのかもしれませんね。 この写真は、1月15日に、広島護国神社で行われた「とんど」の際に撮った写真です。 「恵方札」と赤字で書いてあり、おそらく、この札が立っている方角が、とんどの中心から南南東なのだと思います。 さて、恵方とはそもそも何なのでしょうか? なぜ、恵方を向いて、恵方巻を食べるのでしょうか? 「恵方」とは、陰陽道において、その年の福をつかさどる歳徳神(としとくしん)がおられる方角のこと。 今年は、南南東にその神様がおられるので、その方角が恵方とされているんですね。 恵方巻を食べるかどうかは、スーパーやコンビニの販売戦略なのでどちらでもいいとして、その方角に今年の神様がおられるということを意識してみるのはいいかもしれませんね。 「今年は南南東」と言いましたが、この「今年」というのは、旧暦(大陰暦)です。 旧暦は「月」の満ち欠けを元に作られているので、新月から新月までを一月としています。 新月とは、月の出ていない日のことで、これが旧暦の1日です。 そのため、旧暦のお正月は、立春に近い新月の日となります。 結局、一年の始まりというのは「立春」にあるんですね。 節分というのは、いわば大晦日みたいなもの。 明日は、立春。 お正月の決意がすでに揺らいでいる方も、心機一転、頑張りましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/02/03 01:04:13 PM
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