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テーマ:家を建てたい!(9772)
カテゴリ:屋根材
現在施工している現場で撮った写真の中から、ハリケーン・タイを ご紹介します。 ハリケーン・タイという名前の通り、台風よりも強力なハリケーンが 吹き荒れるアメリカの家に施工される金物です。 屋根を載せる為の下地木材である垂木(たるき)と外壁とを緊結 させる為に、金属板を90度折り曲げたような形をしています。 私たちが施工する2x4工法の輸入住宅では、おおよそ45cm間隔に 並べられた垂木全てにこのハリケーン・タイを装着します。 そうすることで、外壁に当たった強い風が上方向に巻き上がった際の 軒裏への圧力に耐えることが可能となります。 ですから、ハリケーン・タイは、「あおり止め金具」と呼ばれます。 非常に強い台風の瞬間風速70mの時に金物1個当たりにかかる力は 1.67kN。そして、この金物の1個当たりの許容耐力は、3.38kN と言われています。 このことからも、台風や竜巻で私共の輸入住宅の屋根が飛ばされる ことはありません。(ただ、その上に張ってある屋根材等が吹き 飛ばされることはあり得ると思います) こういう場所にも何気なく防災対策をしているのです。 私たちの考えや建築に共感され施工を希望される方は、ご相談下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年05月24日 11時37分55秒
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