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テーマ:家を建てたい!(9898)
カテゴリ:屋根材
以前にもご紹介したことのあるコンクリート製屋根材の防水塗装の 剥がれについて、またご報告したいと思います。 今回は、もう少しカメラをズームアップして、どんな状態かが 分かるように写真を撮ってみました。 カラーベスト・コロニアルと呼ばれる国産のよくある屋根材ですが、 表面塗装の塗り直しをしてまだ5~10年以内です。 雨で汚れが下に落ちてきたことが原因か、ご覧のように屋根の下の 方から塗装がめくれてきています。 その範囲は、どんどん上へと広がっていますが、これは新しい塗料を 塗る前に十分な洗い(専門用語でケレンと呼びます)が行われず、 汚れが付着したままその上に塗装してしまったことが原因です。 これを補修する為には全ての塗料をきれいに剥がして新しく 塗り直しをしなければなりませんが、古い塗料の接着の程度が 場所によって違う為、全てをうまく剥がすことが出来ません。 取れない塗料をそのままにして新たに防水塗料を塗れば、中に 閉じ込められた汚れが時間と共に浮いてきて、新しい塗料をも また剥がしてしまう恐れが生じます。 こうなったら、屋根材を全て交換しなければ、ちゃんと直すことは 難しいと言わざるを得ません。 洗いを十分しないで塗装をすれば、その分手間が省けて塗装業者は 安くすることが出来、儲けも増えるかも知れませんが、その不具合は 何年かしてからお客様へと降りかかってきます。 その時になってクレームを付けても、もう遅いなんてことにならない ように気を付けて下さいね。 輸入住宅や屋根のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を いくつかご覧の上適否をご判断願います。 <関連記事>: 安いって、本当にいいことなの? (2009年9月28日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年10月24日 13時11分15秒
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