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テーマ:家を建てたい!(9817)
カテゴリ:ドライウォール
NETを見ていたら、アメリカ人が施工したドライウォールの下地作業の 写真が掲載されていました。 こちらがその風景ですが、日本の住宅メーカーが張っているのとは 全然違うのがお分かりでしょうか。 まず、石膏(プラスター)ボードは横張りと言って、長手方向を横向きに して横長になるように張っています。 また、石膏ボードの大きさも、日本の横0.9m x 縦2.4mのものと違い、 縦1.2m x 横2.4mの大きなものを使用しています。 そうすることで、ボードとボードとのつなぎ目が少なくなる分、割れる 確率が減るのです。 また、レンガを積むように石膏ボードを互い違いに張っているのが分かります。 こうすることでジョイント部分が揃わなくなり、地震等で何かの力が加わっても 隣り合ったボードが割れを防いでくれるという仕組みを作っています。 特に壁への施工では、日本人のように縦方向に長く張ってしまうと、天井から 床まで一直線にジョイントラインが入ってしまいますから、建物の重さで 縦方向に力が掛かっただけでスパッと割れが入ってしまいます。 そして、北米ではジョイントラインが少しえぐれたテーパーボードと呼ばれる ものを使用しますから、そこに紙のジョイントテープと石膏パテをたくさん 入れて固めることが出来ますから、つなぎ目が更に割れにくくなるのです。 (その分、つなぎ目部分のパテの幅が幅広な感じになっています) こうすることで、美しいペンキ仕上げをすることが出来るドライウォール 下地を作ることが可能となります。(尚、ビニールクロスのインテリアでも、 同様の下地施工が必要です) 家づくりは、作業効率よりもどうしたら美しいインテリアになるかを 優先することが大切なんですね。 輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、 現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。 全国どこでもご相談を受け付けます。 尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの 皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年02月27日 20時49分32秒
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