バンドがやりたい。
11月末にバンド「Masadern(マサダーン)」のライブを決行、無事満員御礼で終えることができました。 大変ありがとうございます! おかげさまで生きています。 で、いきなり自分らのバンドとは違う話をするのですが、昨日、京都で開催された「キツネの嫁入り」https://madonasi.com/kitsune/のワンマンライブ(祝15周年!)に行ったのです。 もはや奇数拍子・変拍子に聞こえない自然なリズム、すとんと腑に落ちる歌詞などで、最初に見たときからずっと好きなバンドなんですけれども、ステージを見て、つくづくとバンドはいいなぁと思いました。 バンドというのは、メンバー各々はまったく違うことをしているでしょう。 声を出すとか、弦をはじくとか、鍵盤を弾くとか、息を吹き込むとか、棒で叩くとか。 なのに、せーの、で合わせるとサウンドする。 この妙! なんという自立っぷり。 なんという分業。 なんというプロ集団。 無駄な音が一つもないんです。 リハを重ねて手間ひまかけて、そうするうちに人間関係もできあがったんだな、ってことが透けて見えるのもいい。 いやぁ、バンドいいなぁ。 バンド、やりたい。 「バンドがやりたい」っていうのは、詳しく述べると、各々が担当楽器に関して自立しており、自立者集団として技と知恵を出し合って、合奏の妙を体感したい、さらには「できあがった人間関係」の相乗効果で、よりよくサウンドするという醍醐味も味わい、ということです。 この欲求は私の身の内、かなり深いところから来ていて、思い返せば子どものころから、お友達に「手、叩き続けてて」と頼み、自分は裏打ちをして合わせてみるとか、「カエルの歌の輪唱をしよう」とやたら持ちかけるなどして、嫌がられたものでした。 あれはバンドがやりたかったんだな。 それで話は戻って「Masadern」のライブだったわけですよ。 もちろん、うちらもちゃんと「バンド」です。 たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます! お店さんにも動画配信をしていただくなど、大変お世話になりました。 めっちゃ居心地よかったです。 「Masadern」は活動自体は数年、現メンバーになってからは1年経つかたたないか。 常に「今」が一番おもしろい。 バンドができて幸せです。でももっとやりたい。 引き続きどうぞよろしくお願いいたします!