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カテゴリ:産後うつ、虐待、DV、、、
二女とそのお友達を連れて近所の温水プールに連れて行く予定がすごい雨!すごい風!
台風の進路も心配ということで、やめることに。 荒れる二女、そしてその友達も電話で説得(笑)。朝から疲れた。 そんな中、朝6時から腹筋ローラー(私のじゃないよw)をかついで 勇ましい四女。なんか、怖い(;゜Д゜i|!) こんな天気の中、コチラの本を再読中。
大阪でおこった二児置き去り死事件を追ったルポルタージュです。 著者は『ネグレクト』も書いた杉山春さん。 ちなみに若年層の母による事件ということで比較も出てきます。 そして、若者、母を取り巻く環境の変化に愕然とします。 ↓ぜひコチラも合わせて。
杉山春さんは3年前の事件発覚からずっと追っていて、 この母にも会いに行っています。「ネグレクト」の中でも感じるのですが、 その母に寄り添いつつも、被害者である子ども、そして事件は緻密な取材で リアルに描いています。時に目を背けたくなる程の惨たらしい場面も。 詳しい内容については、ぜひ、いやぜったい読んでほしいのですが、、、 「母」が孤独・重圧を感じる環境のままでは、 こうした事件は決してなくならない。 彼女が信じる「母なるもの」から降りることができれば、子どもたちは 死なずにすんだのではないか。 杉山さんは書かれています。 1人で子どもを育てることになって、もっと早く放り投げて(語弊がありますが)、 助けを求めて、児童相談所、児童養護施設に行っていれば。 けれど、子どもを手渡された時、その「保護者」の役割を降りる発想自体がむずかしい。 なんでなんだろう?世間体とかプライドとか、そういうの以前に、 文字通り両手が塞がり、電話1本かけられない。助けての声を発せられない。 (だから産褥ヘルプもそうなんだけれど、周りが「手伝わせて」の介入が必要) 子どもは決して1人では育てられないという事実を コノ事件は再度世の中につきつけている。 産後クラス、ワーキングマザーサロンを開催していると、 「夫は仕事でほとんど帰らない(残業、単身赴任、海外赴任)。 ほぼ母子家庭でしんどい」という言葉をよく聞きます。 私はこれまでそういう言葉を聴くと、本当の母子家庭の苦しみを知っているのか!? 問い返したくなっていましたが、、、 でも本当に責めるべき(!?)は、母にこんなにも孤独も重圧も押しつけている パートナー、そしてそんな働き方をさせている会社、社会なんじゃないか!?と 思うようになっています。そして、遠慮あるいは相手を思いやるという名の下に、 孤独、重圧を言葉で相手に伝え切れていない女性ももちろん責任があります。 最終的に被害に遭うのが小さな子どもたちなのだから。 この事件の母は浮気が原因で離婚をし、 自分の意志を言葉で表現することができないままに、 子ども(3&1才)を引き取ることに。 お風呂に入れるしんどさが出てきます。 私は本当にコレがよくわかります。 1人目の時産後うつになって、何よりお風呂が辛かった。 ずっと手が塞がったままで、自分の体も洗えない。 けれど夢中で、赤ちゃんが風邪引かないように急いで拭いて。。。 本当に孤独を感じる場面。オシャレなバスローブでとりあえず 母が風邪引かないようになんてレベルじゃないんだよ。 抱っこしていてバスローブすら着れない。 1才を抱っこしながら、もっと構ってほしい3才児を相手にする。 彼女が結婚していたときは1人で、お風呂に入れたことがない。 必ずだれかが、お風呂の外で受け取ってくれる。 あるいは自分がお風呂場まで抱っこして連れて行って洗ってもらう。。。 最初は子どもを通わせていた保育施設も、ふたりが交互に熱を出すことで 足が遠のく。その保育施設にいくらはらっているとか、 身近にいた人は想像をめぐらしたことはあるのだろうか? 養育費も払わずに極刑を望む人たちは。。。 事件発覚当初、この女性がキャバクラ嬢だ、風俗嬢だと マスコミで取り立てていたけれど、 キャバクラ行ってる連中が、よく書けるわ。 ・・・と話があちこちに飛んでしまいますが、 ぜひみなさんに読んでほしい。そしてともに考えてほしいです。 子どもを育てるのは大人1人には無理。 それは手がかかる問題だけでなく、精神面の支えとしても。 今の母(父)が甘えているだけじゃなく、 そんなにも孤独と重圧に押しつぶされそうな精神状態を強いる社会を 変えていかなくてはならない。 ワーキングマザーサロン城北(練馬、板橋、北区)で活動しています! 第5回:8/3(土)赤羽<開催報告> 第6回:8/27(火)王子<開催報告> 第7回:9/3(火)練馬<開催報告> 第8回:9/14(土)赤羽<開催しました> 第9回:10/1(火)練馬受付中 第10回:10/8(火)成増受付中 第11回:10/29(火)中野受付中 詳細はワーキングマザーサロンの公式ブログでご確認くださいね☆ ≪連載≫☆私の「ワーキングマザーサロンに参画する思い」☆ 第1回:ファシリテーター吉田紫磨子 第2回:オフィシャル・サポーター 竹下浩美 第3回:オフィシャル・サポーター遠山薫 第4回:オフィシャル・サポーター小野寺佳代子 第5回:オフィシャル・サポーター岸かおり 第6回:オフィシャル・サポーター駒崎美紀 最終回:オフィシャル・サポーター水口陽子・野上文子・藤井忍 ------------------------------------------------------- 産後のボディケア&フィットネス教室@吉祥寺東< /font> 【9月コース】6,13,20,27日(金)10:00-12:00 <定員になりました> 【10月コース】4,11,18,25日(金)10:00-12:00 受付中 【11月コース】1,8,15,22日(金)10:00-12:00 受付中 産後のボディケア&フィットネス教室@小竹向原< /font> 【9月コース】4,11,18,25日(水)10:00~12:00体験参加受付中 【10/2(水)】男性も参加できる☆チャリティーボールエクササイズ10:30-12:00受付中 【11月コース】6,13,20,27日(水)10:00~12:00受付中 ------------------------------------------------------- マドレボニータのにんぷクラス@吉祥寺東 【9月コース】6,13,20日(金)12:30-14:30 体験参加受付中 【10月コース】4,11,18日(金)12:30~14:30 受付中 【11月コース】1,8,15日(金)12:30~14:30 受付中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.16 13:01:33
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