みなさんの職場では分煙化は進んでいますでしょうか。限られたスペースの中で喫煙ルームをつくられたり、それが確保できなければ「建物の外で吸ってきて」というところもあるかもしれません。(仕事で行った事業所でも「喫煙されるなら建物の外でお願いします」っていうところがありましたよ。)
私の職場もスペースがかなり限られているので、建物の外で吸っている人が多いです。
最近は駅のホームやコンコースなどは公共の場所では禁煙とされているところが増えてきましたし、列車内では喫煙車両が編成に1両だけとか、喫煙スペースすらない車両もあったりします。また、高速バスや路線バスなどでは元から禁煙だったりする場合もあります。
いずれにしても、喫煙者のみなさんにとっては大変肩身の狭い時代になってきています。私はたばこを吸わないので、このような流れは大歓迎なんですけどね。
さて、5月1日から名古屋市とその周辺の合計20市町村を事業エリアとする名古屋タクシー協会加盟のタクシー会社がタクシー車内での全面禁煙に踏み切ったとのことで、ニュースでも取りあげられていました。タクシーは運転手さんも含めて喫煙されているし、個別に禁煙タクシーはあっても大多数のタクシーは喫煙OKですから、いつもたばこ臭さを感じていました。たばこを吸う人にはわからないかもしれませんが、吸わない人ってあの臭いが強烈なんですよ。
タクシーって公共交通の一つなのですが、列車やバス、飛行機などと比べて「公共の場所では禁煙」という世の中の流れに今一つ乗りきれていないと感じていましたので、名古屋タクシー協会の大英断に拍手を送りたいです。
たばこを吸う人にとっては、タクシーが公共交通の中でゆったりとたばこを吸える空間だったのに、って思われるかもしれませんが、あの狭い空間はあなただけの空間ではないのですからご理解いただければと思います。タクシー会社も「どうしてもたばこを吸いたい」人のために、タクシーメーターの進行を一時保留にする『たばこ休憩』のようなサービスをしてくれれば、たばこを吸う人も納得するかもしれませんね。
この名古屋での取り組みが全国に広がって行って欲しいと願っていますが、関西では受け入れられるのかなって思います・・・。
また、このような流れをきっかけに、喫煙者である私の上司や同僚も減煙(禁煙はできないだろうから)してくれればいいなぁと思います。