あけやんの徒然日記

　マーリンズのイチロー外野手（４２）がロッキーズ戦でメジャー史上３０人目の通算３０００安打を達成した。大台まで１本としていたイチローは「６番・中堅」で８試合ぶりに先発で出場し、七回の第４打席で右越え三塁打。メジャー１６年目、通算２４５２試合目でアジア出身選手では初となる偉業を成し遂げた。
　敵地ファンはイチローをスタンディグオベーションで祝福。さらに、マーリンズの三塁側ベンチからは仲間たちが走り寄り、祝福のハグ。イチローは感激の表情を見せた後、ヘルメットを取って球場全体を見渡しながら感謝の意を表した。イチローも感極まったのか、サングラスの奥には涙が光っていた。
　会見したイチローは「達成した瞬間、あんなにチームメイトが喜んでくれて…」と仲間に感謝。「僕が何かすることによって、僕以外の人が喜んでくれることが、今の僕にとって何より大切なことだと再確認した」と語った。【デイリースポーツから引用】

　ついにやってくれましたね。マーリンズのイチロー選手がメジャー通算３０００安打ですよ、日本のプロ野球でも３０００本安打ってすごいことなんだけど、２７歳にメジャーに移籍して以来積み重ねてきたわけですからね。

　イチロー選手は、今更説明する必要もないくらい打者としても野手としても抜きん出た活躍をしてきたわけで、そこにはすごい努力をしてきたと思うのです。その努力もそうなんですが、「大きな故障をしなかった」ということが長らく第一線で活躍し続けているところではないかと思うのです。

　３０歳を超えてくるとだんだん体のあちこちに歪が出てくるようになり、３５歳を超えるとそれが顕著になってくると思っているのですが（私がそうだったので余計にそう思うのですが）、イチロー選手にはあまりそれが感じられませんでした。もちろん表に出なかっただけかもしれませんけど、きちんと体のケアをして、メンテナンスをしてきたんでしょう。

　ところで、３０００本を達成する前の数試合は、イチロー選手にしてはなかなか苦しい試合が続いていたと思います。あのイチロー選手でもプレッシャーがかかっているのかなって思うくらい。どんな感じで３０００本目になるのかって思っていましたけど、これまでよく見た内野安打ではなく、ライトオーバーの長打でしたからちょっと意外な気がしました。

　この先、どのくらい記録を伸ばしていくのかわかりませんが、今のマーリンズの選手起用だとなかなか伸びないかもしれませんね・・・。かといって、ほかのチームに移籍することはあまり考えられない。ひょっとしたら、１９８０年に現役を引退した王さんのように、「自分のバッティングができなくなった」ということで突然ユニフォームを脱いでしまうかもしれないし・・・。でも、少しでも長く現役を続けて、一本でも多くヒットを打って欲しいなぁと思います。

　それにしても、本文にもありましたが、イチロー選手もこの３０００本達成は特別な思いだったんでしょうね。コメントもかっこよかったです。