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カテゴリ:鉄道
高知県には路面電車のとさでん交通があります。高知駅~桟橋通五丁目と伊野~後免町を結ぶ2路線で有名なはりまや橋で交差します。私は、1986年に高知へ行ったことがあるのですが、その際にこの路面電車(当時は土佐電気鉄道。2014年に高知県交通、土佐電ドリームサービスの三社が経営統合して現社名)に乗ったことがあります。
とさでん交通の主力の600形です。東京都電7000形をモデルにしたといわれており、言われてみれば似ているかもしれません。 こちらは、名鉄美濃町で使われていた590形です。わずか2両ですが岐阜から高知へやってきて、名鉄当時とよく似た赤色で運用されています。 前出の600形もこの590形も1950年代半ばに作られた車両で、鈍重な吊掛けモーターを響かせながら走っています。とさでん交通にも新しい車両は導入されているのですが、このように古い車両が多くがんばっています。 車内の扉部分も特徴的で、これは200形の扉ですがエレベータの扉のような開閉です。 こちらは800形の扉。バスの扉のような折り戸になっています。ちなみに、この800形は山口県の山陽電気軌道の800形だった車両。前出の590形と同じく路線廃止後に高知へやってきました。 ちなみに、とさでん交通の車両の中には、乗降扉の開閉時にベル式の警報音が鳴りますが、これがなかなか懐かしい音なんです。今のバスだったら電子音だったり「プーッ!」っていう音だったりしますが、このベル式は「ゴォッ!」とやや低い、聞きなれないとビクッとするような音がします。私が高校生のころまで走っていた地元の南海電鉄バス(現・南海バス)の古めのバスはこれと同じ音でしたので、とても懐かしく感じました。youtubeでこの音をアップされている方がおられるので、興味のある方は聞いてみてください。 さて、話が横道にそれましたが、この日はとさでん交通の路面電車とバスが一日無料という何とも太っ腹な日でした。だから、路面電車に乗るときには、整理券を取って降りるときに整理券をボックスに入れて降りるのですが、なんだかお金払わなくて下りるというのが罪悪感を感じると言うのか・・・。 元々の発想は、コロナ禍でお出かけ需要が減っているので、日曜や祝日は電車やバスを使って少し足を延ばしてもらおうということなのでしょうけど、かなり思い切ったことをするなぁって思いました。 それにしても、どこまで乗ってもタダ! もっと早く知っとくべきだった!! ちなみに、期間は来年1月30日までの日曜日と祝日、12月30日~1月3日だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは。
とさでん交通、大盤振る舞いですね!知っていれば、ジェットスターで高知まで飛んでいました。 高知の路面電車、個性的な車両が多くて楽しめそうです。 (2021年12月08日 19時51分04秒)
jiyma21さん、いつもありがとうございます
そうなんですよ、私ももっと早く知っていたら別ルートで早めに行って、乗り倒すことをしたかったんですけどね・・・。 とさでん交通の車両は、見た目がよく似ているのですが、よくよく見ると違うんですよね。なにより古い吊り掛けモーターの車両が多くて、その音を聞くだけでも価値があるなぁってね。 (2021年12月08日 21時24分12秒)
むかし、平成17年でしたか、土佐電に乗った時、100円とか20円とかだか書いた金券でみんな料金を支払っていたことを思い出しました。
今はICカードで支払えるんでしょうね。 (2021年12月08日 22時08分43秒)
MoMo太郎009さん、いつもありがとうございます。
とさでん交通もICカードが利用できるようですが、SuicaやICOCAなどは使えないようです。これが使えたらかなり楽なんですけどね・・・。 (2021年12月09日 23時57分39秒) |