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カテゴリ:野球
WBCの一次ラウンド、日本代表の侍ジャパンは4連勝で通過となりました。大谷選手や吉田選手、今大会でブレークしたぬーとばー選手といったメジャーリーガーと山本投手や近藤選手などNPBの選手が融合して期待通りの結果になりましたね。
ただ、対戦した中国やチェコ、オーストラリアもなかなか手ごわかったと思います。いずれの試合も最終的には侍ジャパンが大勝しているのですが、オーストラリアは普通に強かったし、意外と中国とチェコが手強かったように思いました。(もう一つ対戦したチームがありましたが、勝っても負けても胸糞悪いのでここではあえて取り上げないことにします) それらの試合では、チェコ戦が一番印象に残りました。中でも、あの規格外の実力を誇るスーパースター、大谷選手がチェコのサトリア投手から空振り三振を喫した場面はちょっと信じられなかったですね。サトリア投手は緩い球で日本打線を手玉に取り、一般的には「剛速球こそ正義!」と思われがちですが、緩い球でも打者を打ち取ればいいわけですから、それを実践していたと思います。それにしても、打ち取ったサトリア投手、あの大谷選手から空振り三振に打ち取ったのだから大いに自慢していいことだと思います。 それと、同じチェコ戦で佐々木投手からデットボールを喰らったエスカラ選手。162km/hの剛速球が当たって悶絶する姿を見て、大けがしたんじゃないかと心配したのですが、起き上がって一塁へ。それだけでなく、ダッシュをして健全であることをアピールしてくれた光景は、観客から大きな拍手が送られていました。(でも、実際にはかなり腫れていたそうですが・・・) エスカラ選手に対して、ぶつけた佐々木投手はもとより一塁手の山川選手も気遣う光景はメジャーの試合では見られないことだそうですけど、ぶつけたことに対してきちんと謝罪するという当たり前のことなんですけどね・・・。 そんなチェコ代表は一次ラウンド敗退となってしまいましたが、個人的にはあまり印象に残っていない国の一つですが、今回の対戦で印象に残る国になりました。 敗れはしたものの、大きなインパクトを残した。WBC初出場のチェコ代表が13日のオーストラリア戦(東京ドーム)に3―8で敗戦。1次ラウンド敗退となった。 パペル・ハジム監督は「必勝」と書かれた日の丸の鉢巻きを巻いて試合後会見に登場。「日本がどれだけ親切に支援してくれたかの感謝の気持ちです。3年後に日本に帰ってくることを夢見ています」と語った。 国内にプロリーグがなく、メジャー経験者は1人。ほとんどの選手が兼業だ。侍ジャパンとの対戦は2―10で敗戦したが、それでも情熱あふれる懸命なプレーは大きな話題となった。3失点以内で勝てば2位通過だったこの日のオーストラリア戦(東京ドーム)も、中盤まで1―1の大接戦を演じ、最後まで粘り強く戦った。 ハジム監督はウィリー・エスカラ外野手の膝に162キロの直球を当ててしまった佐々木朗希投手が、お詫びとして大量のお菓子を持ってきてくれたことを挙げ「さらに彼のファンになった」とニッコリ。 「スポーツは戦争ではない。ビジネスでもない。紳士のプレーです。佐々木朗希選手の温かい心づかいに、ものすごいエネルギーを与えてもらいました。日本全体にありがとうと言いたいです」と感謝を口にした。【東スポwebから引用】 チェコ代表の選手は、ほとんどが別に仕事を持っている選手とのことですが、そんな選手たちが日本代表のプロ経験者と対戦し、160km/h前後の剛速球を打ち返し、点を取っていたわけですからそれはそれですごいことだと思います。プロリーグはないとのことですが、今回のWBCでの代表選手の活躍をきっかけにさらに野球熱がひろがってくれたらいいなぁって思いました。 それと、佐々木投手が日本のお菓子を持ってエスカラ選手を訪問したとか。他の記事では、自腹で自分が所属しているロッテのお菓子をコンビニで購入して持って行ったそうで、まだまだ若いのによくできた選手だなぁって思いました。 そんな気遣いなどがあってか、ハジム監督が日の丸に「必勝」の鉢巻きをして「スポーツは戦争ではない。ビジネスでもない。紳士のプレーです。佐々木朗希選手の温かい心づかいに、ものすごいエネルギーを与えてもらいました。日本全体にありがとうと言いたいです」とコメントしてくれたのは、本当にうれしく思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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