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2004/07/03
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カテゴリ:北アメリカ産

私は、珍しい石、変わった石に弱い。
稀少鉱物が好き! というのとはちょっと違って、珍しい色や形の水晶に弱いのである。
(たとえば、先日のパキスタンの青水晶は、「青い」というだけで即ノックアウトされた)

石屋に行くと、どうしてもそういう石を探してしまうので、
変わった石を見かける機会も多くなる。
そんななかで、私が目を点にした石がコレ。



店の棚には、左のような状態で置いてあった。
この角度で見る限りは形も普通なので、一度は素通りした。
ふと振り返って裏側をのぞき込んだら……!

写真の右側を見ればおわかりいただけると思うのだが、
いちおう解説するならば、おそらくシード型と思われる煙水晶の上に、
半透明の白い水晶が被さっている……のである。

コレをファントムと言っていいのか、
それともセプター水晶の変形なのか、
もしかして貫入水晶に分類されちゃったりするのか。

とにかく、こんな変な石にはお目にかかったことがない。
途中で色変わりする水晶はままあるが、
ここまで境目がはっきり、色がくっきり変わってしまうなんて、
成長過程でどんな天変地異があったのだろう。
境目のはっきり具合は、
半透明の部分が、かぱっとはずれるんじゃないかと思うほどだ。
(ちなみにお店のご主人曰く、着脱式だと値段が一ケタ違うそうだ)



ちょっと話は変わってしまうけれど、私は石に名前を付けていない。
言葉の上で石を区別するにも、良くも悪くも個性的な石ばかりなので、
「金色のヒマラヤ」「カザフの黒」「パキスタンの青」と産地名をつけて呼ぶか、
あるいは「ぺらぺらタビー」のように形を形容するか、
それができなくてもWEBアルバムの写真の名前を利用して
「○○○に使った石」と言えばたいてい事足りる。

だが、中には「個性的すぎて」形容できない石も存在する。

今日の石もその一つだ。我が家では、そういう石には「あだ名」が進呈される。

この石の名前は……「二人羽織水晶」。

煙水晶の上に被さる半透明の水晶の感じが二人羽織みたいだからだ。
インパクトのあるルックスと名前は覚えてもらいやすいらしく、
日頃お世話になっている石関係の掲示板でも半ば「公式名」になっている。

この石の兄弟をお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひご一報いただきたい。

そして、こういう石を着脱式にする方法をご存じの方もぜひ!

追記:二人羽織水晶のラベル発見。「Teller County Colorado USA」。アメリカ生まれでありました。





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Last updated  2007/12/01 12:07:51 AM
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スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
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