カテゴリ:ネパール産
![]() ……そうは見えないかもしれませんが、 ヒマラヤ水晶です。 しかも、ガネーシュ・ヒマール産。 (たぶん。ネパール産であることは確かだと思います) ずんぐりドングリ型や先細りとんがり型はあれど、 こんな風にえんぴつ状レーザー型は少ないのでは。 ネパール産ヒマラヤ好きを自称する私も、 見かけた覚えがありません。 ブラジル・ディアマンティーナ産なら、同じくらいの太さ、長さのを持っていますが。 まあ、他の産地ならば珍しくないえんぴつ状結晶ですけれど、 さすがは(?)、ヒマラヤ。ひと味違います。 写真をご覧になるとおわかりいただけるように、 表面はでこぼこ。 しかも先端は丸く(右上)、柱面は鱗状です(右下)。 どうやらこれは、水晶の表面が溶けた蝕像のようです。 これで、もうちょっと先端が溶けずに残っていると、 ヒマラヤ水晶のトライゴーニックが拝めたかも……。 それはさておき、この形状を見ていると、 「ハリー・ポッター」に登場する「魔法の杖」を思い出します。 魔法使いの杖というと、「ロード・オブ・ザ・リング」でガンダルフが持っていた 長い杖だと思っていたのですが、 ハリー・ポッターの持っていたような短いのも「杖」なんでしょうか……? しかもこの水晶の「杖」は、彫刻付。 蝕像は、大自然が水晶に刻み込んだ彫刻ではないでしょうか。 刻み込まれているのは、大山脈ヒマラヤの歴史か、 それとも山の神の呪文か……。 そんな想像も楽しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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