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2006/10/01
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カテゴリ:インド産


さしもの私も、今日はおとなしくしております。
ひとつ、これはもう「話のネタ」としか言いようのない変な石を手に入れたので、
さっそく写真を撮ってみなさんに笑っていただこうと思っていたのに、
あいにくの雨で写真が撮れません。

そのかわりにずっとおとなしいこの石を。
インドは、クル産の「インド・ヒマラヤ水晶」です。
この産地の水晶は、酸化鉄の影響でピンクがかっているものが多く見られますが、
これは真っ白。

ご覧になっていただくとおわかりのように、一番大きなポイントが
ゆるやかに曲がっています。
残りの結晶が小さいので、そこに1センチ~1.5センチくらいの丸玉を置くと、
すっぽりはまってしまって、まるで丸玉ディスプレイ台。
そのうち、丸玉撮影に駆り出されているかもしれません。

さて「曲がり水晶」ですが、厳密に言うと曲がっていません。
たとえば、針金を曲げたように、どこかが押し縮められ、どこかが引き延ばされて
「曲がった」のではないのです。
つまり、成長し終えた水晶に何らかの力が加わって曲がったのではなく、
成長の途中で、何を思ったか成長の方向が変わり、
結果としてカーブしたのだと考えられています。

要するに「行き先変更」したというわけです。
そのメカニズムとしては、水晶が成長していた熱水に流れがあって、
一方向からたくさんの珪酸が付着したからだとか、
晶洞の端の方で珪酸分が少なくなり、そちらの成長が遅くなって曲がったのだとか、
いくつか説を見かけましたが、
ひとつの結晶が曲がっているのに、すぐ隣の結晶が曲がっていなかったり、
いくつか一緒に曲がっていても方向が違ったりと、
なかなか「なるほど」と頷くことができません。






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Last updated  2008/08/06 08:20:21 PM
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