カテゴリ:北アメリカ産
アーカンソー産の水晶です。 アーカンソーは、水晶の産地としてはおなじみで、透明でぴかぴかな水晶の代名詞といっても過言ではありますまい。 以前は、「もっとも美しい水晶」の異名を持っていたとかいないとか。 もちろん、アーカンソー産でも白い曇りが入った水晶はありますし、時には表面に鉄さびがびっしりくっついている物もあります。 一方でぴかぴか透明なブラジル産水晶もあります。 にもかかわらず、アーカンソー産水晶、と聞くと、無条件で透明、ぴかぴかと連想してしまうのは、石好き初期のすり込みの結果でしょうか。 ところが、石好き初期は取りあrず透明な水晶ポイントを買うので精一杯。 その後「へんてこ水晶」「ヒマラヤ水晶」にのめり込んだ私は、気がついてみると、透明ぴかぴかなアーカンソー産水晶をほとんど持っていませんでした。 あるとすれば「エンジェルブレッシング」という名前を持つ先端が剣山になったような白濁したタイプや、ふらっとした淡い曇りが入ったタイプ、もしかして黒水晶にのめり込むきっかけになった人工黒水晶もアーカンソー産かもしれません。 うーん、透明ぴかぴかが、ない……。 そんな中で、写真の水晶は、貴重な透明・アーカンソー。 小さくて、おまけに買ったのがアジアン雑貨のお店ですが、「アーカンソー産」と書いてあったのでアーカンソー産でしょう、たぶん。 ところで、こんな話があります。 日本でも知られているクリスタルヒーリングは、アメリカが発祥です。 ニューエイジと呼ばれる考え方のかたすみで、クリスタルヒーリングが始まったとき、ヒーラーさんたちが手に入れられるのは限られた産地、おそらくアメリカ国内の石しかありませんでした。 <ブラジルでは水晶が採掘されていたでしょうが、それがクリスタルヒーリングと出会うまでには、ちょっと時間がかかったようです。 しばらくして、ブラジル産の水晶に出会ったクリスタルヒーラーはびっくり! その多種多様、個性の豊かさもさることながら、その採掘状況も目を惹きつけたようです。 レムリアンシードの名前の由来を聞いたときに一緒に伺ったことなのですが……。 レムリアンシードの名前の由来の中で、 『アメリカ・アーカンソー産の水晶は結晶上に欠陥があり、メディテーション(瞑想)には問題がないが、ヒーリングには適さないという意見が出た。 ヒーリング用にはブラジル産が最適であるとされた』 と書きましたが、ここで言う結晶状の欠陥とは、イメージ上の欠陥であり、その根拠となったのが、採掘状況なのです。 聞くところによると、アメリカでは爆薬などで岩盤を崩して採掘していたのに対し、ブラジルでは、多くのところが爆薬を使わない露天掘りでした。 そこで、ヒーラーさんたちは、採掘時に爆薬などの衝撃を受けていないブラジル産の水晶の方が、水晶本来の波動(?)だかエネルギーだかが損なわれていないと感じ、ブラジル産の水晶の方が、ヒーリングに適している……と考えたのだとか。 今や、石の産地は地球規模に広がり、中でもブレスレット全盛の日本では、さほど石の産地をとやかく言いませんが、産地や採掘状況からイメージを広げていった、そんなやり方、そんな時代もあったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/05/22 05:33:54 PM
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