天然石ブームのただいま現在、私たちは実にさまざまな石を手にすることができます。
それは、原石もしかり、ビーズもしかり。
私が石にはまり始めたころとは大違い。
と同時に、石に施される加工も増え、石の種類が増えたことに輪をかけるように、
ヒーラーや業者によるイメージ的な（時には単に商品管理のための？）
名前がつけられ、ややこしさを倍増させています。

特にビーズの場合には、
石をパワーストーンと見なすか、宝飾品の一種、
あるいは手芸の天然素材と見るかで、かなりの意識や価値観のズレが生じるので、
さらにややこしさ倍増です。

私は、「お店の言うことにも（時には本や専門家の言うことにも）
間違いや変なところがあるということを頭に置いて、
とりあえずいろいろ調べて、自分なりに理解・納得しようと思っています。

しかし、だからといって「騙される方が悪い」とか、
卸の情報丸飲みで、自分が扱っている商品についての知識を
持とうともしない店の態度がこれからもそのままというのは、
ありがたくありません。

mixiで教えていただいて、天然石ビーズの加工の有無をめぐって、
店との間でおこったあれこれを書いているブログを知りました。
今の状態にひとこともの申す心意気やあっぱれですが、
その方法というか、スタンスについては、諸手をあげての賛成ではありません。

では、私はどうしよう。
私個人は、前述したように「調べて自分で納得しよう」ですが、
好き勝手ブログとはいえ、いちおうは情報発信ツールを持つ身としては。
私もついついやってしまいますが、こんなことあんなことがあった、
……と、出来事だけを並べるのは、改善を望み、促すための情報発信としては、
片手落ちではないかと思うのです。
それをどう生かせばよいか、それがどう役立つか。
そこまでつっこんでこそ、情報が生きるのではないか。

そこで、考えてみました。
今の状況には不満がある。ガラスを天然石として売られるのはごめんだし、
いい加減な名前の付け方、売らんかなのための安易な拡大解釈も困ります。
しかし、石を楽しむには、いろいろなスタンスがあるので、
一概にこう売れと言って済むものではありません。
でも、とりあえず正しい表示をしてくれたら、選ぶも選ばないも、
その表示された情報を生かすも生かさないも、買う方の自由です。

お願いするとしたら、まずはそこから。
「とりあえず正しい表示をおねがいします」。
と意表時をはじめてみたら、どうだろう。
たとえば、



このようなプレートを、ブログやホームページに貼ってはいかがでしょう。
考えに賛同していただける方がたくさんいて、あちこちに貼っていただけたなら、
お店の人の目にとまるかもしれません。
正しいことが知りたいと、店にひとこと言ってくださる機会が増えるかもしれないし、
「正しくない表示」はやっぱり変だという、雰囲気が生まれれば。

今日のところは「ご提案」。
文章など、なにか良い案はないでしょうか。