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2008/02/15
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カテゴリ:その他
クリスタル・バイブルという本があります。
著者はジュディ・ホール氏。


クリスタル・バイブル
著 者:ジュディ・ホール /越智由香
出版社:産調出版
定 価:2730円(税込)

持ち歩くには分厚いような感じもしますが、たくさんの石が紹介されていて、
一応全ページカラーなので、愛用している方も多いようす。
この本を持って石屋さんに来る人や、お客の問い合わせに対応するために
わざわざ買って供えている石屋さんもあります。
(なにしろ、鉱物名でない名前での問い合わせなので、
同じ本を見て探さなければならないのです)

クリスタル・バイブルの出版が2004年。
そして昨年2007年8月に、クリスタルバイブルの続編とも言うべき本が出版されました。


クリスタル&癒しの石
著 者:ジュディ・ホール /藤本知代子
出版社:産調出版
定 価:2520円(税込)

この本は、英語の綴りがなかったり、クリスタルヒーリングと言いながら
その説明がとても少なかったり、とにかく石のパワーや効能に特化した本だと思っていました。

そしてつい最近、新たな本が出ていることを知りました。


クリスタル百科事典
この一冊でクリスタルのすべてを知ることができる
著 者:ジュディ・ホール /越智 由香
出版社:産調出版
定 価:5040円

ちょっと中を見てみましたが、
まさに「クリスタルバイブル」と「クリスタル&癒しの石」の総集編。
「クリスタル&癒しの石」で気になっていた英語の綴りのないところや、
クリスタルバイブルにあって「クリスタル&癒しの石」では
なくなっていた項目・石の硬度や産地などが入っています。

「クリスタル&癒しの石」では、綴りがないために
石の特定ができなかったラズライトは
Razulite(天藍石)であることがわかりました。
このように、第2弾「クリスタル&癒しの石」では
足りない(欠けている)と思っていた項目が加わり、
石によってチャクラや星座の対応の項目が
あったりなかったりしたところもほぼ整備されたようで、
(逆にクリスタル・バイブルに掲載されていた石は、
ちょっと説明がシンプルになったかも)
その点は良いのですが、こうなると、なぜ、去年の8月のタイミングで
「クリスタル&癒しの石」を出版したのだろうと思ってしまいます。
1年も経たないうちに「クリスタル百科事典」が出るのならばなぜ。

「クリスタル&癒しの石」にツッコミを入れたときには、
ひどく出し急いだ本だと思っていました。
もっと丹念に調べたり、チェックしたりしてから出せばよいのに、と。
今回、クリスタル百科事典が出てみると、
この本が出る前にクリスタルバイブルからの追加分の石だけの本を出しておいて、
“2度美味しい”をねらったのではないかと勘ぐります。

まあ、好意的に見れば、前の2冊が1冊になったような本だから、
すでにクリスタルバイブルを買っている人には、追加分だけの
「クリスタル&癒しの石」で良い……とも言えますが、
私は「クリスタル&癒しの石」は出し急いだがためにアラがある本だと思うので、
その点は不親切だと思いました。


そして……クリスタル百科事典になって、綴りが加わったりと
改良点はあるものの、不可解な点は健在です。

買っていないので、思い出したところだけをチェックしたのですが……

ああ……ハーキマー・ダイヤモンドの産地には中国など
アメリカ以外の産地が堂々と入っているし……

アトランティサイト。
「クリスタル&癒しの石」ではアトランタサイトになっていて、
綴りはAtlantisiteなんだから、素直にアトランティサイトでいいんじゃないか……とツッコミを入れていました。
このたび綴りが加わっているので見てみたら、
クリスタル百科事典での綴りは、「Atlantasite」。
これをカタカナ表記すればアトランタサイトですが……。

念のため、「Atlantasite」で画像検索してみたら、ヒットはします。
でも、「Atlantisite」の方がヒット数は格段に上。
私は、アトランティス(Atlantis)にちなむ石なのだから
Atlantisiteが一般的だろうと思います。

もうひとつ。
オパールの一種で、ぐにゃぐにゃした不思議な形になる、
和名を珪乳石と呼ぶ石があります。
これもメナライトになっていたので、メニライト(Menilite)だろうと
ツッコミしましたが、本の綴りはMenalite。
以前、星座の石について調べたときにMenaliteの綴りが出てきたので、
そう表記するところもあるのかもしれませんが、
メナライトで検索しても日本語サイトではほとんどヒットがありません。
やはりこれもMeniliteでありメニライトだと思うのです。

出たばかりで申し訳ありませんが、
石の、鉱物的側面について調べようと思う場合は、
この本だけでなく、別の本も手元に置いておくことをお薦めします。








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Last updated  2008/02/16 12:35:27 AM
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