カテゴリ:アフガニスタン・パキスタン
石好き。原石好き。水晶好き。
水晶の原石で形状別に数を比べたら、 単結晶か、数本の結晶がくっついたくらいのが多いです。 以前はともかく今現在は、シンプルな形よりも結晶がくっつきあっていた方が 表情豊かに感じられて好きなんですけど、 大きいとその分お値段も大きくなるし、置く場所もない。 ……と思っていたら。 実は、年明けからずっと、住んでいる集合住宅がメンテナンス工事中で、 建物外側には足場が組まれ、安全ネットで覆われて、 「蚊帳の外」ならぬ「蚊帳の中」状態。 そんなに晴れても窓辺の光は薄曇り、光を入れようとカーテンを開けていると、 外の足場を工事の人が通るので、じっくり写真を撮ることができませんでした。 それがこの度、めでたく足場撤去。 晴れたこともあって、ここぞとばかり写真を撮りました。 そうしたら、まだ雑記に登場してないクラスターがころころと。 「こんな石、あったっけ」とは申しません。買ったときのことを覚えています。 でも、溜まってみれば、意外に数がありました。 そこで、今日は、クラスター。 私は、個人的に結晶が数本くっついている程度ではクラスターとは思えなくて、 複数本の結晶がくっつき、「底面」があるもの、と自己規定を作っています。 大きさで区別している訳ではないので、 クラスターでもマクロレンズを付けて撮るサイズもあります。 しかしながら今回のクラスターは、底面が掌くらいもある充実サイズ。 透明度はさほどなくて、全体的に白く白濁した半透明。 表層近くにうっすらファントムが入り、先端部分がほんのり緑色。 濁半透明白にうっすらグリーンがさわやかです。 ご覧の通り形も素直な感じなので、全体的に穏やかで優しい感じ。 同時にとてもユニークだったり、ワイルドだったり、 個性的な石の写真をとっていたので、逆にこの穏やかさが目立ちました。 石のパワー……ここの種類の石にはこのパワーという「種類のパワー」と 同じ種類の石でも一つ一つでパワーが違うと考える 「個のパワー」とでも言うべき考え方があって、 この場合は「個」のパワーですが、 「この石は強い」といわれると、 自分ではそういうものを感じられないにもかかわらず、 ちょっとトクした気分になります。 「おとなしいね」といわれるのと「強いね」と言われるのでは やはり「強いね」の方がいいような気がしてしまう……。 しかし、「個のパワー」がわかる石好きさんの話を聞いていると、 必ずしも強いばかりがよいわけではないようで、 「強い」が「荒々しい」の場合もあって、 じっくり長くつきあうには、穏やかな石の方が向いている ……という話を聞いたことがあります。 今日は、その話が「そうか、こういうことか」とわかった気分です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/05/16 11:51:05 PM
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