テーマ:ワイン大好き!(30429)
カテゴリ:ポルトガルワイン
今回はまたまたヴィーニョ・ヴェルデのロゼです。 カサ・ド・ヴァージェ ヴィーニョ・ヴェルデ・ロゼ08。生産者はカサ・ド・ヴァージェです。ワイナリーの詳細については、ドウロ川の近くの山間にある、標高が高く冷涼な畑でブドウを栽培しているということと、ワインツーリズムに対応しておりワイナリーで宿泊できるという事くらいしか分かりませんでした^^; セパージュも、よく分かりませんでしたが、どうやらヴィニャオンとラボ・デ・オヴェーリャなる品種から出来ているようです。価格は、写真のお店で777円とお手ごろ。 色は、このスタイルのワインに共通する鮮やかな赤。ざくろや紅いバラのそれに近いものがありますね。 香りも、ほかのものとよく似ており、フルーティさがいっぱいです。ストロベリーを中心に、ラズベリー、クランベリー、その他もろもろの赤ベリーのニュアンスたっぷりです。その他、梅っぽさなんかも見られたでしょうか。時間が経つと変化が見られ、ミネラルっぽさや土的なニュアンスがよりはっきり現われるようになったり、赤い花、ブルーベリーや微かなプラムっぽさなども少し濃いフルーツも感じられだしたりしました。 味わいは、酸味が意外なほどしっかりしていました。シャープさはなく、優しく丸い酸ですが、味わいの中心に居ます。その後ろに、熟したイチゴ的な果実味が広がっているといった感じです。ただ、時間が経つと果実味はもう少し深さと存在感を増しました。ボディはライトで柔らかな飲み口ですが、透明感があり時間経過とともにそれなりのエキス分らしさも見せました。微発泡ですが、発泡は相当弱め。 実はこのワイン、先日記事にしましたKATOKEN☆NIGHTで、前菜盛り合わせのタイミングで飲んだのですが、どれとも相性は相当よかったです。 パプリカの甘酢とは、甘酢の味わいとワインの果実味がそこそこ引き合う他、オクラの旨みや香りがワインのそれと非常にマッチしていました。下津井タコの山椒ソースと合わせますと、山椒の香りがワインの奥底にあるスパイシーなニュアンスや土っぽさを上手く引き出してくれます。 さらに、チャーシューと合わせますと、肉の旨みを見事に引き出しつつ、甘辛い味わいとワインの香りがよくマッチします。しかし、一番だったのはバンバンジー。鶏肉とはやはりよく合うようで、旨みはチャーシュー以上に引き出してくれますし、コクのあるバンバンジーソースと香りや果実味がよく合い、お互いが丸さを強めつつ鮮やかさは増していました。 これもいいですね。シンプルながら以外に楽しめる引き出しもありますし、気軽さ、食事との相性の良さはさすがのものがあります。 イベントは16時からでしたが、よく冷えたこのワインは暑い中を移動した後には最適ですし、昼下がりのやや高めの日差しにも良くあっていました。 鮮やかです。赤ワインほどではありませんが…^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月24日 00時51分16秒
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