テーマ:ワイン大好き!(30424)
カテゴリ:日本ワイン
![]() まだまだ続く日本ワイン+会のワイン、今回は赤に移る前に飲みましたロゼです。 きすきのさくら。生産者は奥出雲ワイナリーです。このワインも、今年のワイナリー訪問時に購入してきたものです。自社農園のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを混醸したロゼワインです。毎年桜の季節頃にあわせてリリースされるそうで、限定物になります。因みに、奥出雲ワイナリーのふもとの木次(きすき)町は日本桜名所百選に選ばれた桜の名所だそうです。 セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー。価格は、楽天内で1575円ですが既に完売です。 色はピンクです。やや赤みも感じますが、はっきりとピンクです。濃い目の桜色ともいえ、花見の時期には確かに最適でしょうね。 香りはやはり赤いフルーツが中心。ラズベリー、クランベリー、チェリーといったものに加え、少々のピンクグレープフルーツっぽさも。また、柑橘では仄かにオレンジっぽさもあったでしょうか。ただ、時間と共に前述の要素の中に微かにですが、カベルネ由来と思われる鉛筆の芯のような雰囲気やもう少し色の濃いフルーツが見て取れました。 味わいはやや辛口ということですが、甘いという程ではなくせいぜいフルーティといったくらい。酸味は意外と明るいタイプでフルーティさの中から顔を出します。ボディは意外とクリアーでシュッとした印象を受けるライト。渋味は感じませんが、ミネラル感はフルーティさより目立つ事はありませんが出ています。 会では、チキンやパエリャのタイミングで飲みました。 チキンとの相性はまあ間違いありません。鶏の旨みとワインのクリアーさやミネラル感が合いますし、そこに塩分が加わる事でフルーティさとの親和性も増します。モホソースの濃さにも消されるということはありませんでした。 パエリャはムール貝などのシーフードのものでしたが、どちらかというと白ワインに近いようなタイプなので相性はまずまず。貝やエビの旨み、塩分、ダシを吸った米といったものとワインの酒質、フルーティさといったものが結構調和しました。ミネラル感も、前面には来ませんがいい仕事してました。 奥出雲ワイナリーは通常キュヴェのロゼも美味しいですが、こちらもよく出来たワインだと感じます。通常キュヴェより少し白ワイン寄りな感じでしょうか。 また、来年の桜の時期にもワイナリーに行ってみたいものです。 ![]() にほんブログ村 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月02日 00時42分32秒
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