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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2016年10月31日
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東京へ戻った際、丁度東京駅前の大丸東京店で表題のイベントをやっていましたので、覗いてみました。

50以上のインポーターが参加しており、規模の大きな試飲・販売イベントでした。また、開催期間中は、海外のワイナリーなどからゲストが来られたり、音楽のイベントなどもされていたようです。
加えて、驚きなのが大丸内のレストランに、ここで購入したワインを持ち込めるという事。天ぷらやフレンチなど色々あるようでしたので、時間があれば是非持ち込みをさせて頂きたいところでした…。

と、言いますのも、会場に着いたときには終了までもう45分程度という状況。駆け足でのブース巡りとなりましたが、人数は多くあきらめざるを得ないところもありました。やはり、もう少し余裕を持って行かないといけませんね…。

  • KIMG1566.JPG

先ずは、ドイツ・オーストリーエリアのオーストリアワインのセナーさんのブースへ。楽天内にもショップをお持ちの、まだ新しいインポーターだそう。

その名の通り、扱っているワインはオーストリーワイン。今回は南シュタイヤーマルクのワイナリーであるスコッフと、ノイジードラーゼーのワイナリーであるツァントのワインを試飲させて頂きました。

先ずはスコッフから。
丁度、サントリー登美の丘ワイナリーさんでリースリング・イタリコを飲んでいましたので、名前が違うものの実は同じ品種というヴェルシュリースリングを。
意外と登美の丘のイタリコと似た柑橘香やボディの質感だったりしたのですが、こちらの方が桃っぽさや青リンゴなど、より濃さのある香りを感じたでしょうか。一方、味わいはフルーティですが辛口の範疇に収まるものです。冷やして夏向き、ではあるのですが、案外これからの時期暖かい部屋で和食と合わせるのにもいいかも。

続いては、この地域で良く作られているゲルバー・ムスカテラーです。
南シュタイヤーマルクのゲルバー・ムスカテラーはいくつか飲んだことがあり、結構濃厚、温暖な印象を持っていたのですが、こちらは、勿論香りにマスカット香やライチっぽさ、スパイスといったニュアンスはあるものの、そこまでフルーツがゴツイという訳でもなく、味わいも、果実味はあるもののミネラル感やクリアーさのある質感。落ち着き、バランスのあるタイプでした。

赤は、ツヴァイゲルトを作っており、バリックとバリック無しの2種類を飲み比べさせて頂きました。
バリックの方は、厚みやタンニン、まろやかさを感じますがまだ若いですね。バリック無しの方は、しなやかな口当たりと果実味、赤い果実中心の香りに少々土っぽさやスパイシーさが加わると、今飲んでもバッチリ美味しいです。

そしてツァントです。
先ずはオーストリーと言えばのグリューナー・フェルトリーナー
ノイジードラーゼーエリアのものという事で、温暖な雰囲気かなと思いきや、こちらも果実味はあるものの酸もあり、骨格やミネラル感を感じるスタイル。香りはリンゴや柑橘、白コショウ的スパイス感といった定番の要素の他、ややハーブや山椒?のような雰囲気があったでしょうか。

続いては、その名も直球ズバリなピンクというロゼ。
ツヴァイゲルト95%、サンクト・ラウレント5%というセパージュです。このワインも、非常にクリアーでシャープさすら感じる口当たり。香りも、赤いフルーツがほんのり薫るといったところで、色も淡く、かなりあっさり目のワインでした。赤系ではなく、これ間違いなく白ワインに近いタイプです。

赤は、ツヴァイゲルトでもサンクト・ラウレントでもなくブラウフレンキッシュで。
赤みのあるガーネットないし濃いルビーカラーで、赤ベリーやスミレ、黒い土、軽い黒蜜などの香りがあり、味わいはシュッとしていながらも南の産地らしい柔らかさ、果実味の膨らみが感じられました。タンニンは穏やかで口当たりも滑らかです。フルーティさとエレガントさを感じられるワインでした。

オーストリーって、ワインによっては北の産地ながら結構果実感の強い、暖かい雰囲気のワインがあったりするのですが、こちらのワインは、どれも、勿論エリアや品種による差はありますが、ミネラル感や骨格のあるようなスタイルのワインだったかなと。
スコッフ、ツァントとも比較的手の出しやすい価格帯からワインが揃いますし、覚えておいて損のないインポーターでしたね。楽天のショップは、5000円から送料無料というのもうれしいところです^^

  • KIMG1567.JPG

その後は、木下インターナショナルさんのポルトガルブースで色々試飲させて頂きました。ルイス&フィリッパ・パトのワインや、ニーポートのヴェルテンテ辺り飲みたかったので。
ヴェルテンテもまだまだ若く、パトのバガ種のワインなんかは本当に長熟ですね、なんて話を結構させて頂いてしまいました。ポルトガル、勿論南の産地という事で相応の果実味や濃さはありますし、若いうちから飲める作りのワインも増えてきていますが、個人的には「旧世界らしさ」がある意味一番残っている欧州の産地だったりするのではと考えています。

  • KIMG1568.JPG

こちらはフィルコンサービスさんのブース。オレゴン&ワシントンのインポーターで、色々なワインをお取り扱いですが、今回はポンジーのピノ・ノワール・タヴォラを試飲させて頂きたかったのですが、残念ながら品切れとのこと。
しかし、なんと上級のピノ・ノワール・リザーヴを試飲させて頂けました!深いルビーカラーに、黒や赤の果実、キノコ、少しのハーブなどが垣間見え、味わいは酸と果実のバランスがいいです。
ただ、固い!タンニンの存在感もありますし、ボディはスケール感は思わせるもののまあ閉じています。香りも味わいもまだまだ秘めたものを感じさせ、こりゃ飲み頃は当分先だなあと。まあ、いい経験をさせて頂けました。

  • KIMG1570.JPG

こうして改めて記事にしてみますと、やはりもうちょっと色々見たかったなあと。流石東京というべきか、こういったイベントは結構いろいろなところで行われているようですし、次回の上京とまた何かのイベントのタイミングが合えばいいなと思います。

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最終更新日  2016年11月01日 00時37分12秒
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