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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2017年07月04日
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先日の白ワインを飲む会のワイン、続いてはイタリアの白。フリウリのものになります。
ピノ・グリージョ・コッリオ2011。生産者テルチッチ・マティアズはフリウリ東部、スロヴェニアに近いコッリオという土地のワイナリーです。ブドウ栽培を始めたのが1970年代という、伝統産地イタリアとしては比較的新しい作り手です。また、そのブドウを自社ブランドとしてワインにしたのは1993年。元々、自分の畑のブドウのワインwの作りたいという思いを持っていたそうですが、ヴィエ・ディ・ロマンスのガッロ氏と出会い、その思いを強め、最初はヴィエ・ディ・ロマンスの醸造所を借りてのリリースだったそうです。
セパージュは、ピノ・グリージョ100%。価格は3500円程度ですが同一ヴィンテージは楽天内にもう無いようです。

はツヤのある黄色。もう黄金と言ってもいいくらいの状態です。

香りは白い花や石灰っぽさといったものがありつつ、レモンピールやオレンジピールといった甘さを伴う柑橘のニュアンス、メロンなどのウリ科の果物っぽさ、洋ナシ、完熟リンゴ、それに緑のベリーや緑の干しブドウといったようなフルーツ感がたっぷり。また、若干のハチミツっぽさも。そこに、微かな白コショウ、グリーンハーブ、グリーンオリーブ、さらに少々のオリーブオイルっぽさといったものも加わる感じでした。

味わいはどっしりした印象。量感のある果実味とアルコールのアタックが感じられ、その背後にはしっとりした酸が拡がっており、アタックの後からじわじわ出てくるというような感覚を持ちました。ボディはフルと言っていいでしょう。クリアーさや滑らかさを感じる質感ですが、エキス分があり、ボリューム感、大柄さを感じさせます。

流石イタリアワインと言うべきでしょうか、トマトとの相性は実に良好でした。
パクチーサラダのフレッシュトマトとは、その甘味や酸味がワインのしっかりした味わいに爽やかさを加えてくれますし、トマトの香りとワインの青いニュアンスもやはり噛み合います。加えて、パクチーとも悪く無いですね。
トマト寒天とは、火が入ることで強まったコクや、出汁と合わさって印象の増した旨みといったものが、ワインの果実味やしっかりした量感に馴染んでくれましたし、香りの相性も勿論問題なしでした。
あと、結構良かったのが生ハム。肉の旨みや塩気は存在感がありますが、それがワインのしっかりした味わいによく合いますし、その旨みを赤ワインの様に引き出してもくれました。

香り、味わいと華やかなフルーティさとボリューム感を楽しめるワインでした。2011年ヴィンテージですが、まだ熟成する力もありそうです。真夏の昼酒、というよりは、暑い時期でも夜に、さらに、秋や冬にかけても楽しみたいワインかなと思います。肉類と相性良さそうなので、ジビエなんかに合わせるのもアリでしょうね。

楽天内には2010ヴィンテージが!いつかワイン会で使ってみたいところです。

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最終更新日  2017年07月04日 22時24分53秒
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