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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年08月07日
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広島県三次市は、三次ワイナリーさんのあるところですが、他にもワイン造りをされているところがあります。

それが、vinoble vineyard。以前その三次ワイナリーさんや勝沼醸造さんなどでキャリアをつまれ、地元三次でワイン用のブドウ栽培をされています。また、オーナーは様々なワイナリーさんで醸造コンサルタントをされてもいます。

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以前お邪魔させていただいたことがありました他、過去東京で行いました中国地方のワインの会にご来場いただいたりと、お世話になっていますが、暫く見学には行けておりませんでしたので、今夏久々にお邪魔させていただきました。

  • KIMG4649.JPG

ご自宅横やその周辺にシャルドネ、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨンと言った品種を中心に畑を所有されています。
仕立て方は、垣根のものもありますが、基本的に一文字短梢。棚張りをご自身で勉強されれておられることから自力で仕立てを全て行っています。最近は、棚張りの講習や指導のお仕事もあるのだとか。
こちらはセミヨン。上に伸びる枝の勢いが強いそうですが、こうして下に下してやるだけで大丈夫だそう。それも、状況によっては必要ないようなところもあるのだとか。

  • KIMG4651.JPG

セミヨンのアップ。美味しそうです。身の付き方もよく、結構この三次の土地に合っているのではと言うお話でした。

  • KIMG4652.JPG

こちらはソーヴィニヨン・ブラン。
昨年は、西日本豪雨こそありましたが雨は基本少なく、ヴィンテージとしては良い年、寧ろ酸が足りないまであったそうです。今年も、訪問時の段階では非常に順調との事でした。ただ、その後台風が来たりしましたのでどうなったのか気になるところです。正直、今年もこの時点では水が足りないくらいだったそうで、ある程度の水分荒欲しいくらいとのお話ではありました。

  • KIMG4653.JPG

こちらはシャルドネ。場所によって熟し方が遅めのところ、早めのところの差が結構出ていました。やはり、畑の内側はゆっくり、外側、特に上の部分ではかなり早いというお話でしたが、実際見てみますと色がはっきり違っており驚きました。
土壌としてはガッツリ粘土が基本、ただ、昔田んぼだったところを畑に変えていますので、結構いろいろな土が混ざっているそう。明渠まで掘って排水に力を入れたそうですが、この時は上記の通り水が足りないくらいだったようです。

  • KIMG4655.JPG

vinoble Vineyardさんでは苗木の栽培もされており、オーナーは山梨の苗木会社の一員でもあります。近年の日本ワインブームで苗木不足は深刻ですが、無いと嘆いてばかりでも仕方ないので、接ぎ木にしろ輸入にしろやれることをやりたい、と言うお話は印象的でした。

  • KIMG4659.JPG

こちらは、上記の畑の山を挟んで裏手位のところにある畑です。栽培されているのはシャルドネとピノ・ノワール、それに一部ゲヴュルツトラミナーなどもあるそうです。
やはり、山の陰になる事、やや窪地になる事などもあって上記の畑とは色づくタイミング、糖度や酸度の乗り方など違ってくるようです。ゲヴュルツには結構良さそうなのだとか。

  • KIMG4662.JPG

ピノ・ノワールも大分色づいていましたが、ちょっとむらのある房などもありやや遅めかも、と言うようなお話でした。

  • KIMG4663.JPG

突然の更地ですが、ここはvinoble vineyardさんのワイナリー建設予定地。今までは福山わいん工房さんでの委託醸造でしたが、来年には醸造設備を完成させたいとの事。
上記葡萄園からは少し離れ、中国やまなみ街道の方へ行きます。その分アクセスはしやすく、試飲や販売は勿論、行く行くは宿泊なども出来るようにしてイベントの開催もしたいとのことでした。

  • KIMG4665.JPG

ワイナリー建設予定地横には既にブドウの木が相当数植わっていました。ワイナリー周りにもある程度の畑は作るそうです。

今回もじっくり畑を見せていただけ、色々なお話を伺う事が出来ました。その中でも、以前からよくお話されていましたが、日本で醸造用ブドウの栽培をやるにあたって棚栽培をするなら、コストを抑えるためにもある程度張り方を知っておいた方がいいという事や、苗木についてのお話等は印象的でした。
また、同じ畑の中でも、やはり場所によってブドウの熟し方などに結構違いが出るという事を、実際に目で見て実感できたのは大きな経験だったかなと。
お忙しいところ、ありがとうございました!!

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最終更新日  2019年10月06日 23時29分41秒
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