紅葉が降りてくる
こんばんは、ほうとうです。 18日(日)、愛媛県西条市の笹ヶ峰(標高1860m)に登ってきました。 最近の冷え込みで、紅葉が北から南へ、標高の高い所から低い所へ下ってきました。 さて、どこに行こうかと考えて、石鎚山頂は既に紅葉が見頃との情報があったので、ギリ日帰りできるそれより少し低いこの山にしました。ただ、旧寒風山トンネルから縦走すると、帰宅が夜遅くなってしまうので、下津池登山口から笹ヶ峰、ちち山(標高1855m)と半分周回することにしました。 さて、登山口までの林道は、今も最後の約4キロが未舗装で、ひどく荒れているので、車の底を少しこすってしまいました。でも何とか一番乗りすることができました。天気が良かったことから、車も全部で20台弱来ており、数台は路肩に駐車していました。 モミジ谷のオオイタヤメイゲツ黄葉 さて、登り始めてしばらくすると、シロモジの葉が黄葉しています。 でも、紅葉が良くなるのは、標高1334mの宿(しゅく)付近からです。 丸山荘テン場から笹ヶ峰北面の紅葉 カエデの黄葉 丸山荘のすぐ上は杉林ですが、すぐに自然林に変わり、ジグザグと登っていくと、笹原になります。 (奥から石鎚山、瓶ヶ森、東黒森) 笹ヶ峰山頂付近の笹原の中に、紅葉したコメツツジが広がります。 もちろん眺望が素晴らしいので、石鎚山系、瀬戸内海、赤石山系、剣山系まで見渡せます。 笹ヶ峰からちち山と赤石山系 山頂で小休憩した後、東のちち山に向かいます。 紅葉のコメツツジ 1577ピークを越える雲 ちち山手前のドウダンツツジ紅葉 振り返ると、青空の中に、後ろに筒上山、伊予富士、寒風山を従えた笹ヶ峰が。 ちち山山頂付近からは、コメツツジ越しに冠山、平家平が。 モミジ谷分岐から北に入り、オオイタヤメイゲツの群落を見に行きましたが、ほぼ落葉しており、最初の写真がきれいな黄葉の唯一の樹でした。 大きな岩を巻いて、丸山荘に向かう道は、笹ヶ峰の北面に当たり、路上の岩にびっしり苔が生えているので、残雪期にはスリップし易く相当の難路になると感じました。 丸山荘前で昼食を摂り、紅葉の山の余韻を楽しみながら、往路を下山しました。