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日本初のマイカーとされるスバル360開発の物語です。
箱根での運輸省の走行試験は爽快でした。テレビ朝日の番組のYouTubeで復習をかねて観ましたが、面白かったです。富士通のコンピュータと同じく、一人の優秀なリーダーのもと、一致団結して画期的な製品を作るストーリーが好きです。 ただ、その富士重工も、社名を4年前からSUBARUに変え、昨年からトヨタの持分法適用会社になっていたことにびっくり。 ソニーはベータマックスで敗れても、挽回する底力がありますが、ビクターや富士重工はVHSやスバル360といった画期的商品を作っても、そのあと、ヒット商品を次々と出さないと厳しい現実が待っています。その違いは、技術者の層の厚さか、マーケティングも含めた総合力なのか、企業に根付くDNAか。 プロジェクトXを20年経ってみると歳月を感じます。 ■参考リンク 6/15NHKプロジェクトX:「日本初のマイカー てんとう虫 町を行く」 日本人の自動車への意識を覆した革命的な車、スバル360。一軒家と同じほど高価だった自動車をサラリーマンでも買えるほど安価にし、マイカーという言葉を誕生させた。 日本人の自動車への意識を覆した革命的な車、スバル360。昭和30年代、一軒家と同じほど高価だった自動車をサラリーマンでも買えるほど安価にし、「マイカー」という言葉を誕生させた車である。わずか360ccながら4人乗り。高級外車にも負けない走りとサスペンションを誇り、その風貌から「てんとう虫」と呼ばれた。自動車を庶民の足にしたいという技術者たちの執念が、不可能といわれた4人乗り軽自動車を完成させた。 【アナウンサー】国井雅比古,久保純子,【語り】田口トモロヲ スバル360開発秘話 発掘企業! サムライ伝 01.mp4 テレビ朝日で03年頃に放送された『発掘企業! サムライ伝 スバル』の後半部分。コミック版『プロジェクトX 日本初のマイカー てんとう虫 町を行く』を補完する内容です。コミックを片手に見ても欲しいところ。物作りの精神とは何かを教えてくれる、とても日本的に物語です。残念ながら前半は録画していないので念のため。 President Online倒産の危機にあったスバルを救った「レガシィ」の奇跡現場を歩き続けた剛腕社長の再建策PRESIDENT Online /PRESIDENT BOOKS野地 秩嘉 ノンフィクション作家 次期社長に就任したのは日産OBだった 創業以来の赤字に震えたのは社内だけではなかった。 「貸した金はどうなるのか」ともっとも心配したのが興銀だった。自分のところから出した社長の田島が赤字にした以上、次は大株主の日産から人材を引っ張ってこなければならない。当時、富士重工の経営トップに生え抜きの人間はありえなかった。基本は興銀、それがダメだったら、提携先で大株主の日産出身者と決まっていた。 当時、興銀の頭取、中村金夫が動いた。 「こうなったら、日産から川合さんをもらってくるしかない」 中村は日産ディーゼル工業の社長だった川合勇のもとを訪れ「富士重工の社長になってくれ」と懇請したのである。当時、川合はすでに六八歳で、日産ディーゼルを退いたら、あとは隠居するつもりだった。 以下略。 Wikipedia:SUBARU 株式会社SUBARU(スバル、英語: Subaru Corporation)は、日本の自動車などを製造する重工業の会社で、2020年の2月6日からトヨタ自動車株式会社の持分法適用会社となっている。 かつての商号は、「富士重工業株式会社」(ふじじゅうこうぎょう、略称:富士重(ふじじゅう)・富士重工(ふじじゅうこう)、英語: Fuji Heavy Industries Ltd.、略称:FHI)であったが、2017年4月1日に自動車のブランド名として広く浸透していた「SUBARU(スバル)」に由来する「株式会社SUBARU」に商号を変更した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.17 23:42:34
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