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山歩きは好歩(スキップ)して四季折々・・・登山日和のFOOTMARK

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syokann@ Re[2]:5月の山・・・手稲山 シラネアオイ満開(05/23) ロンリーザックさんへ 2021年11月6…

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2013.12.18
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カテゴリ:2013年一人歩きの山
10月19日 晴れ 8:37 スタート ゲートがクロズする最後の週末。
樽前山7合目はずっと下の林道まで渋滞なので車から降りる準備をしたら駐車場に上がってUターンして良いとの指示を得た。
カリカリ路面をクリアした駐車場で手早く荷物を降ろして夏タイヤの車を見送る。
今日は樽前山の西山経由で風不死岳に縦走し北尾根コースから下山の予定。

8:40.jpg
(↑)8:40 秋晴れに白い縞模様の樽前山が美しい
トイレ前も登山道も人の波だが足元は雪が凍ってツルツルの階段。
 歩きながらザックのポケットに手を回したら軽アイゼンの手応えが無い!
  残念。下山は北尾根だから凍りアンバイがやおら心配になった。
   案じても仕方が無い。空は澄み切り2.30分で日高山脈や夕張山地が見え出した。
    9:17 外輪山の分岐に到着するまで何度も遠望を楽しむ。
     微風も無くまさしく登山日和。

9:35.jpg
(↑)9:35 左前方の西山を目指して外輪山歩き カルデラが大きい
3重式活火山の樽前山。その熔岩ドームは天然記念物に指定され東周りより迫力がある。
 間も無く奥の院だが戻って来る人に何度も出会う。
  太平洋岸に苫小牧市の立ち上ぼる煙が特徴。
   素晴らしい展望を撮影しながら足元の雪に冬を感じる。   

10:02.jpg
(↑)10:02 西山到着 黒い熔岩ドーム越しに日高の山並みを見る
8月に行ったばかりの戸蔦別岳を双眼鏡で親しみ込めて覗く。
 此処は入れ替わり立ち代り登山者が立ち寄る。 
  見渡す弧を描いた登山道には人影が多い。

10:04.jpg
(↑)10:04 西山の尾根を進んで眺める
来馬岳、オロフレ山、徳舜、ホロホロ山、白老三山、尻別岳と羊蹄山。
 オロフレ山を登ってから来馬岳に縦走した残雪季も今年だしあの羊蹄山もしかり。 
  外輪山に乗ってからずっと目に入っていた素晴らしい景観。

10:05.jpg
(↑)10:05 進行方向の風不死岳。その向こうに丹鳴岳、フレ岳、小漁、漁岳。
今年の残雪季に訪れた丹鳴岳だったが遠い日のように感じる。
 西山にはソロ男性がコッヘルで調理中。
  彼に風不死岳に行く事を告げたら腕時計を見てから「気を付けて」と見送ってくれた。
   
   外輪山西コ-スを932メートル峰の分岐まで歩く内に疲れが出た。
    湿原歩きだけの此の頃、体力が落ちてしまい風不死岳まで行けるのか不安になる。
     932分岐から少しの登りが辛く樹林帯をトラバースする雪道に救われた。
      しばし登山者にも出会っていないから時間が遅いかも。

10:59.jpg
(↑)10:59 やっと風不死岳の登山口 西山から1時間が経過
此処からの登り始めはバテ気味でドリンクタイムがやたら多くなる。
 久々の登山は筋力も落ちてしんどい。
  笹刈りの整備された登山道になってからは呼吸も整い出し山頂が見えた。  
   山頂近くのお気に入りスポット細尾根に下山のソロ男性が休んでいた。
    帰路は無いので私も休んで撮影しながら休憩したら「もう少しだよ!」
     後から登って来たソロ男性が声を掛けて先行して行った。

12:11.jpg
(↑)12:10 風不死岳の山頂には西山から2時間で到着 
山ボーイらが6.7人。励ましてくれたソロ男性はすでに腰掛けて休憩中。
 支笏湖の向こうに恵庭岳。あそこも今年の残雪季に行ったが思ったより雪が多かった。
  何度も休憩して来たので軽食だけで済ませる。

12:20.jpg
(↑)12:20 歩いたコースを眺める 
あの黒いドームの右側外輪山から西山に立ち寄りすぐ傍の右にあるピークを辿って来た。
 真ん中、三角形の932ピークトラバース辺りからバテたのを思い出しながら眺める。
  樽前山も風不死岳も活火山らしい。樽前山は解るけど風不死岳もそうとは意外。
   麦藁帽子のようなカルデラ。浮かぶ外輪山と西山を眺める。
    疲れがすっかり消えてしまった。

12:21.jpg
(↑)12:21 北尾根に向かって下山にする
登りと反対方向の道は低い笹を刈り分けて続いている。
 1.2分歩いたら大岩を越し迫力ある大沢コースの崖斜面が登山道ギリギリに広がる。
  足元から谷を覗き込む。後は一気に支笏湖に向かって北尾根を急降下するだけ。
   しかも懸念の登山道は想定外の雰囲気だった。

12:34.jpg
(↑)12:34 !!氷の中を歩く
10センチメートルに満たない円柱の氷が規格品のように一面を埋め足首まで隠れる。
 カラカラ・・と乾いた音が樹林の尾根コースに響き渡り丸で製氷室の中を歩いている気分。
  軽アイゼン不要でホッとしたが迷いようの無い細尾根の顕著なコースだから良かった。
   それでもアレ?と感じた事もあった。滑るので大沢コースを右に見ながら慎重に下る。
    下山のソロ男性が氷の中に佇んでいた。彼は霧氷が全て落ちたんだろうと言う。
     8合目を過ぎるまで続いた現象でしたが色んな山に行ったけど初体験。
      先程のソロさんは降りて来ない。

12:44.jpg
(↑)12:44 常に支笏湖が正面に居座る下山のコース
5合目辺りで登りのご夫婦ペアに出会う。不思議な現象が待ってますよと教えた。
 ご主人はどうやら気付いていそうな口振り。多分、ベテランなのだろう。
  紅葉が少し出て来たら普通の秋になる北尾根は樽前山と全く様相が違う。 

13:19.jpg
(↑)13:19 下山した
北尾根コースの登山口には5.6台駐車していたらしいが静かなコースなのがいい。

此処の駐車場はモーラップを過ぎ国道をそのまま走ると大沢橋を過ぎたら「北尾根」
と書かれた小さな木札がぶら下がっているだけ。秘密の入り口です。
時間が無い時は所要タイムが短いから便利で良く来るコースです。
静か過ぎて熊の気配が難点。

 楽しかった・・・
  励ましてくれたソロ男性に感謝。
 





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Last updated  2013.12.29 10:13:47
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