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カテゴリ:2022年一人歩きの山
8:15 スタート 曇りのち雨 今季お初の大雪山系。人の少ない始発のロープウェイは観光客の割合が多かったような気がする。風が無い予報なので一応、片道チケットを購入。縦走が無理なら天女ヶ原コースに下山予定。
(↑)お花畑は雪の下。ショウジョウバカマが雪解けを待ってやっと少し咲いていた。 (↑)姿見の池 (↑)風が穏やかで非常に登り易くあっという間に8合目も過ぎた。但し景観はずっと悪い。 (↑)9:54 旭岳山頂にはソロ男性が居ただけ。道外の方で初めての北海道の山と仰り天女ヶ原から登って来たらしい。山頂も景観は殆ど無い。腰を下ろして眺めるほど疲れも無いし・・・ (↑)進行方向の旭岳の裏に目を落とせば登山道が見えている。今の内に雪渓を通過しよう。 (↑)本日、大雪渓を下るのはロンリーザックさんだけらしい。前日の腐ったトレースがあったが少し離れて雪渓先の登山道を目指し軽快にキックステップ。 (↑)マイトレースを振り返ると旭岳が晴れて来た。そして・・・針山のように人が居る。雪渓をクリアしてから椅子の様な大きな石に腰を下ろして旭岳を見上げるのがいつもの休憩。此の日もおにぎりを少し食べた。 (↑)左は後旭、右が旭岳。何度も振り返るが雪渓を下る人影は無い。 (↑)10:43 中岳分岐からも人影が見えない静かな日。 (↑)今回は北鎮廻り。右に北鎮岳が見えている。その左は鋸岳、少し離れて比布岳と安足間岳。此処で目の前を何かがよぎった・・・雪ウサギ!!!!少し進んでは立ち止まって何かを食べている。のんびりしているので動画を3本撮る。 (↑)尻尾と足が白い。地面に同化し画像中央で座っているのが雪ウサギで夏毛。暫く同行・・・やがて駆けて行った。まだ山開き前なので縦走する人も殆ど居ないから野生動物の世界。 (↑)エゾコザクラもほんの少し。 (↑)11:00 中岳分岐 中岳温泉に向かう最近のトレースは無い。此の先で縦走中お初のパーティが黒岳石室から来た若いペア。立ち話で赤石川の渡渉地点は雪だった事、北鎮の肩が怖かった事、その附近で熊が走っているのを見た事等…情報たっぷり頂いた。前日の山歩きはやはりどなたにも出会わなかったらしい。 (↑)中岳周辺は花が多い。それでもメアカンキンバイが咲いていたのはこれだけ。 (↑)足元からお鉢平を見下ろす。 (↑)ウラシマツツジ 余程、早い時期でなければこの花を見る事は出来ない。秋は真っ先に紅葉して稜線を赤く染めてくれる。下に2輪見えるのはコメバツガザクラでこれも雪解け直後の花。 (↑)11:24 中岳を通過で北鎮の肩が見える。右はお鉢平の雪。 (↑)中岳を振り返るとお鉢平の雪の多さがよく判る。中岳の先にも登山道に雪渓があった。 (↑)今度はガイドさん付きの3人パーティが来た。やはり北鎮の肩が話題になり左に巻いて下りますから…と答えると彼らもそうしたとの事。 (↑)オブジェと北鎮の肩。 (↑)11:37 北鎮の肩 ガスっているので北鎮岳はスルー。 (↑)肩に届く所まで雪渓がある!!! アイゼンは持参してないので左に巻いて下る。 (↑)奥が夏道登山道なので随分、左に巻いている。これほど巻くのは時期が早いから雪も多い。お鉢に滑落する事故が過去に発生しているので登山道から離れる事にした。 (↑)振り返る辿った雪渓。此処もキックステップで下ったが腐れ雪の下は凍っている箇所が多く緊張した。だが滑る事も無くクリア。 (↑)黒岳に近くなると標高が下がるのでキバナシャクナゲの開花が多くなる。 (↑)来週の山開きに備えポールを運ぶ作業の方が長靴で来た。 (↑)11:55 お鉢平展望台 静かで誰も居ない。 (↑)展望台を出るとすぐに大雪渓。 (↑)キバナシャクナゲの規模が大きくなる。 (↑)赤石川を見下ろす。ほぼ開いて見えるが渡渉地点は雪の下。 (↑)黒岳と桂月岳がボンヤリ見える。 (↑)黒岳が近くなる。今度はハイマツ帯に何かがトコトコ走った!!! 撮影する暇は無かったが30~40cmの柴犬の様な頭、コロッとした胴体、短くて三角に尖った尻尾、茶色・・・???熊を見たペアの話を思い出した。 (↑)振り返ると手前が北鎮岳で右が千鳥雪渓、左が白鳥雪渓。奥が雪の多い北鎮の肩。 (↑)烏帽子岳を見ながら雲の平を行く。 (↑)12:29 黒岳石室到着 スタッフさん達と話していたら雨が降って来たので出発。 (↑)石室の傍も雪渓。 (↑)大粒の冷たい雨。雨具の下に更に冬用のアウターを着込む間も濡れて行く。 (↑)黒岳の登りはイワウメ満開。石室泊であろう山ガール2人パーティが来て雨だから下山に気を付けるようにと労ってくれた。 (↑)13:14 黒岳山頂も独り占め 下山の約束は3時なので早過ぎるが雨なので休憩無しで下山開始。 (↑)ハクサンイチゲが咲いていたのはこれだけ・・・ (↑)黒岳の登山道は雪が多い。 (↑)雪の方が多く消えても川になって居る。 (↑)14:07 下山 雨の上がったチケット売り場でも立ち話の時間調整。 (↑)リフトは花畑の上を行く。 (↑)高松台が山桜とヤシオツツジ 迎えの車が来る迄、温泉街で稜線の花はまだ早く雪渓が多い日でしたが野生動物に出会えた最高の一日。さあ大雪山系の夏山シーズンが愈々始まる・・・楽しみ楽しみ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.04 12:57:58
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