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2010.04.06
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カテゴリ:萌え映画
忘れていたけど先週、映画「シャーロック・ホームズ」を観て来たんだった。
先入観持つなって言われても無理な話なんだが、結果を言うとホームズ映画だと思わなければそこそこ面白いアクション映画だった。

images.jpg

CG満載なんだろうけど、世紀末ロンドンの雰囲気とか(実際はもっと混沌としていたはずだ)、風俗とか衣装とかも好きだし、ロバート・ダウニーJr.は昔は大好きだったし、ジュード・ロウはもっと年をとったらいいバイプレイヤーになると思ってるし(そう、イメージとしてはサー・ジョン・ギールガットみたいな)、要素は全部ツボなのに、ホームズがあんなにアクティブなはずはないという思い込みが払拭できなかった。

シャーロキアンではなかったけど、ホームズは小学生の頃にジュヴナイルで一回読んで(アンの代わりの通過儀礼みたいなもんだ)、大人になっても一度全部読み返した。無論ベイカー街のホームズの自宅(笑)にも何度も行った。あの正統ヴィクトリア調の暗い部屋には一時私の名刺が壁に貼られていたぞ。それぐらいのファンだが、映像では英グラナダテレビが制作したジェレミー・ブレットの印象が強すぎて、そもそもアメリカ人がホームズを演じるなんて耐えられない。ロウはイギリス人だからいいんだけどさ。
一応、ダウニーJr.は半端なクイーンズイングリッシュを話してはいたが、Rで舌を巻かれるとがっかりするわ。

なんかさ、動きが大きすぎて、音がうるさくて、実は途中で眠ってしまったのよ(笑)。だからあんまりストーリーを覚えていないんだが、生贄の美女を寸前で救出するシーンとか、お前はインディ・ジョーンズかと。ヴァイオリンをかき鳴らしてインスピレーションを得るとか、物事が超倍速映像で予測できるとか、超人さをわかりやすく演出しすぎていて、子供向け映画のようだったよ。

images2.jpg
腐を刺激するようなショットだが、二人とも無類の女好きに描かれていたよん

なんか最後、続きがありそうなエンディングだったけど、このコンビのホームズはもういいよ。一番興味深かったのが、建設途中のタワーブリッジだったな。全部木製?

あー久々にジェレミー・ブレットの名前を書いたら、彼についてもっと書きたくなった。彼の演じたホームズは「原作を忠実に再現した」と言われていた。世界中のシャーロキアンが認めた映像だった。あの神経質そうな顔、眉間の皺、細い鼻梁、薄い唇、長い手足。昔のブラウン管テレビでは、室内シーンなんて暗すぎてなんだかよくわかんなかったくらいだ(笑)。


お、DVDは安いのね。い、いかん。大人買いしそうだ……

そしたらブレット自身、かなり重い気鬱の病持ちで(今は双極性障害というのかな)、バイセクシャルでイートン校に通っていたと知って、激燃えたもんだ。死ぬほど驚いたのが、映画「マイ・フェア・レディ」の中で、イライザに求婚する若き貴族フレディ役で踊りながら「君住む街角」を歌ったりしていた! ホームズの頃のジェレミーとは見た目が全然違ったので、はじめは同名の別人かと思ったほどだった。

images3.jpg mayfair2.jpg
左がホームズ、右がフレディ。

ダウニーJR.はちゃらちゃらした青春映画に出ていた頃から見ていたけど、なんでこの程度の演技力で大きな役をもらえるんだろうとずっと不思議だった(チャップリンとかさ)。いや、ファンなんだよ。で、一時いろいろアル中とかジャンキーとか、のっぴきならない状態になって(丁度「レス・ザン・ゼロ」の主人公のように)転落していったんだけど、ちゃんと努力して更生して、身体も絞って絞って引き締めて、以来ちょっとヘンな役を得意とする怪優となりつつある。

アイアンマンも相当ヘンだが、私は「毛皮のエロス」(ダイアン・アーバスの伝記映画)で、全身毛むくじゃらの奇病の男を演じていたのが忘れられない。あー彼はジョン・ハートみたいになりたいのかなとか、ジョニー・デップを意識してるんかなとか。
ずっとハリウッドで生きていると、いろいろ人生間違っちゃうんだろうけど、今は年齢的にも落ち着いて自分の居場所を見つけたみたいで、まずはめでたい。あら、「レス・ザン~」の片割れ、足の短いイケメンワスプのジェームス・スペイダーはどこ行った?(画像をぐぐったら、哀れなことになっていた)





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Last updated  2010.04.06 07:55:43
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